今日あって明日ない身
1 人の身のはかないこと。 2 死期が迫っていること。
今日か明日か
1 その日を心待ちに待つさま。「—と待ちわびる」 2 死期などが差し迫っているさま。「—の身」
今日という今日
今日こそ。「—はもう容赦しない」
今日の情けは明日の仇
人の心の変わりやすいことのたとえ。
今日の後に今日なし
今日という日が過ぎれば二度と同じ日は来ない。1日1日を大切にせよという意。
今日は人の上明日は我が身の上
今日は人ごとと思っていた災難も、明日は我が身の上に降りかかってくるかもしれない。災難というものは、いつ誰に起こるかわからないものである。昨日は人の身、今日は我が身。
京に田舎あり
にぎやかな都にも、意外に田舎のような所がある。
京の着倒れ
京都の人は、破産するほど衣服にお金をかけるということ。「大阪の食い倒れ」に対していう。
京の夢大阪の夢
夢の話をする前に唱える言葉。 [補説]江戸いろはガルタで、最後の句。
京へ筑紫に坂東さ
室町時代の諺 (ことわざ) 。方向を示す助詞を京都では「へ」、九州では「に」、関東では「さ」を用いるというように、地方によって差異のあること。ロドリゲスの「日本大文典」や「実隆公記」などに記されている。