忠臣は二君に事えず
《「史記」田単伝から。中国春秋時代、燕の将軍の、燕に仕えれば大きな領土を与えるという申し入れを断って首をつって死んだ、斉の王燭の死に臨んだ時の言葉》忠臣は、いったん主君を定めたのちは、他の人に仕えることはない。
忠臣を孝子の門に求む
《「後漢書」韋彪伝から》親に孝行する者は主君にも忠義を尽くすから、忠臣を求めようと思えば、孝子の家から求めなさい。
ちゅうしんがい【中心街】
その町の重要な施設や商店などが集中し、町の活動の中心となっている地域。
ちゅうしんかく【中心角】
円の二つの半径が挟む角。円周上の弧の両端と円の中心とを結んでできる角。
ちゅうしんしど【中心示度】
高気圧・低気圧などの中心部の気圧の値。
ちゅうしんじょう【注進状】
中世の上申文書の一。荘園の代官が現地の状況や年貢の収支を本所に報告するときなどに用いた。注文。
ちゅうしんじょうみゃくえいよう【中心静脈栄養】
鎖骨下などからカテーテルを入れ、右心房近くの大静脈のところで栄養液を補給する方法。高カロリー輸液。TPN(total parenteral nutrition)。
ちゅうしんしょく【中心食】
日食で、太陽と月との中心を結ぶ直線が地球の表面と交わるときの食。皆既食や金環食が観測される。
ちゅうしんじんぶつ【中心人物】
ある物事を行う際に中心となる重要な人物。「話題の—」
ちゅうしんせん【中心線】
二つの円または二つの球の中心を結ぶ線分。