命旦夕に迫る
今にも死にそうになる。
命を革む
天命が改まる。王朝や統治者が変わる。革命。「天地—・むべき危機ここに顕れたり」〈太平記・一〉
命を受けては家に辞せず
《「呉子」論将から》武将は、命を受ければ、家人に別れを告げることもなく、ただちに出陣しなければならない。
明は以て秋毫の末を察するに足れども而も輿薪を見ず
《「孟子」梁恵王上から》動物の毛の先までも見えるような視力をもちながら、車に積んだ多くの薪 (たきぎ) が目に入らない。いくらよい視力があろうと、それを用いなければ役に立たないこと、また、小事に心を奪われて大事を見失うことのたとえ。
銘の物
刀剣や器物で、製作者の名が刻んである、確かなもの。
銘を打つ
刀剣や器物に製作者の名を刻む。→銘打つ