マイクロタス【μTAS】[micro-total analysis systems]
《micro-total analysis systems》半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、ふつう試験管などを用いて行われる化学反応や生化学分析を、ガラス基板上に作成された微小な流路や空間で行う超小型の分析システム。化学物質の検出、臨床検査、ゲノム分析などに利用される。マイクロ総合分析システム。ラボオンチップ。
マイクロバイオロジー【microbiology】
⇒微生物学
マイクロメカトロニクス【micromechatronics】
半導体製造に用いられる微細加工技術を応用し、マイクロマシンなどの超小型の機械システムをつくる技術の総称。
マイクロアイトロン【μITRON】
《micro ITRON》組込みシステム用リアルタイムOSの技術仕様の一。TRONのサブプロジェクトのひとつであるITRONで開発され、比較的小規模なシステムで稼働する。のちに従来のITRONの仕様を取り込んで事実上の業界標準となり、デジタル家電、パソコンの周辺機器、自動車関連技術などで利用されている。
マイクロサテライト【microsatellite】
生物のゲノム上にみられる数塩基程度の反復するDNA配列。ゲノム上に広く散在し、繰り返しが多いと遺伝子疾患の原因となる場合がある。DNA鑑定、分子時計、育種分野において、DNAマーカーとして利用される。縦列型反復配列(STR)。単純反復配列(SSR)。
マイクロすいりょくはつでん【マイクロ水力発電】
小河川・用水路・送水管などを利用した小規模な水力発電の一つ。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、出力が100キロワット程度以下のものをマイクロ水力発電として分類している。
マイクロターゲティング【microtargeting】
選挙運動やマーケティングなどで、対象とする個人に関する情報を詳細に分析し、嗜好や行動パターンを把握することによって、より効果的な戦略を構築する手法。
マイクロスクラッチ【micro scratch】
マイクロスクラッチ試験機のこと。薄膜などの強度試験を行うもので、表面に荷重をかけながら引っかき、損傷を起こす最小荷重を測定する。「—テスト」
マイクロシーティー【マイクロCT】
《micro CT》⇒マイクロフォーカスX線CT
マイクロシリンジ【microsyringe】
微量の液体や気体の試料を注入するための注射器に似た器具。シリンジに目盛りが付され、試料の計量ができる。液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーへの注入に用いられる。