出典:gooニュース
ウナギがワシントン条約に規制されたら「致命的」EU方針に養殖日本一・鹿児島の業者 戦々恐々
食用のニホンウナギを含むウナギ類全種を対象に、ワシントン条約の規制対象とする提案を欧州連合(EU)が検討していることについて、ウナギの養殖生産量日本一を誇る鹿児島県の関係者からは「経営が成り立たなくなる」「国は提案を防いでほしい」などの声が聞かれた。 EUは、ウナギ類全種を輸出国に許可書の発行を義務付けしたい考えとみられる。
EUがワシントン条約で全種類の国際取引を規制する案を準備 無対策なら廃業する業者も 7割が輸入に依存
ウナギの保全に詳しい中央大学・海部健三教授は「ワシントン条約とは、消費を禁止するような条約ではない、通常はですね。可決されたら流通量が減るのは確実だと思います。分からないのは、どの程度か?ということですね。ごくシンプルに考えて、流通量が減れば値段は上がるのではないかと思われます。水産庁は「EUに対し提案の見送りを働きかける」としています。
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