一家（いっけ）とは？意味・読み方・使い方

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いっ‐け【一家】
の解説

１一軒の家。いっか。

２家族全体。一家族。いっか。
1. 「—四人のものがふだんのように膳に向かって」〈鴎外・阿部一族〉

３同じ家系の者全体。または、それに家来や雇い人をも含めた全体。同族。同門。一族。一門。
1. 「親しき—の一類はらから集めて」〈宇治拾遺・一三〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

一家の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

いっけしゅう【一家衆】

浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家 (いんげ) 。

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一家の例文(31)

出典：青空文庫

･･･上に立つものとせば、一家の主人たる責任のいかに重大なるかは問うを･･･芥川竜之介「馬の脚」
･･･も別段あるではなし、一家が暮らして行くのにはもったいないほどの出･･･有島武郎「親子」
･･･ともに、何の財産なき一家の糊口の責任というものが一時に私の上に落･･･石川啄木「弓町より」

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