下地は好きなり御意はよし
もともと好きなところへ、他からも好意をもって勧められる。こんなに都合のいい話はないというたとえ。
したじうま【下地馬】
⇒物射馬 (ものいうま)
したじし【下地師】
彫金の素材となる彫下地 (ほりしたじ) を作る職人。
したじちゅうぶん【下地中分】
中世、年貢や土地にかかわる荘園領主と地頭との紛争解決の一方法。下地を折半してお互いに領有を認め合うもの。地頭が一円領主化する契機となった。
したじっこ【下地っ子】
「下地 (したじ) 6」に同じ。「早く芸者の—にお出しと」〈鴎外・雁〉
したじまど【下地窓/助枝窓】
壁下地の竹または葦 (あし) をそのままにした窓。多く茶室に用いる。