不審を抱く
疑いの念を抱く。「挙動に—・く」
不審を打つ
疑いを示す。疑わしい点をはっきりさせようとする。不審を立てる。「『大変帰りが遅いようじゃないか』…とうとう叔母がこんな—・ち始めた」〈谷崎・続悪魔〉
不審を立てる
「不審を打つ」に同じ。「良人の—・つれば、何うも心悪う御座んすからとて」〈一葉・われから〉
ふしんがみ【不審紙】
書物の中の不審な所に、しるしとしてつける紙。付け紙。付箋 (ふせん) 。
ふしんじんもん【不審尋問】
警察官が挙動の疑わしい者に対して行う職務質問の旧称。
ふしんび【不審火】
放火の疑いがある、原因不明の火事。ふしんか。
ふしんし【不審死】
[名](スル)死亡の状況が異常または不詳、あるいは死因が不明または特定できない死。