なかはらく【中原区】
⇒中原
なかはらちかよし【中原親能】
[1143〜1209]鎌倉初期の幕臣。源頼朝に仕え、幕府の創業に参与。政所 (まんどころ) 公事奉行・京都守護などを歴任。
なかはらちゅうや【中原中也】
[1907〜1937]詩人。山口の生まれ。ランボーやベルレーヌに傾倒し、象徴的手法で生の倦怠 (けんたい) と虚無感を歌った。詩集「山羊 (やぎ) の歌」「在りし日の歌」など。
なかはらていじろう【中原悌二郎】
[1888〜1921]彫刻家。北海道の生まれ。荻原守衛 (おぎわらもりえ) に傾倒し、強い影響を受けた。大正期の彫刻界の代表的存在。作「若きカフカス人」など。
なかはらじゅんいち【中原淳一】
[1913〜1983]画家・服飾美術家。香川の生まれ。昭和7年(1932)少女向け雑誌の挿絵画家となり、モダンな雰囲気の美少女画で人気を博す。のち雑誌編集や服飾デザインなども手がけた。
なかはらゆうすけ【中原佑介】
[1931〜2011]美術評論家。兵庫の生まれ。本名、江戸頌昌 (えどのぶよし) 。理論物理学から美術評論に転じ、戦後の美術評論をリードした。京都精華大学長、水戸芸術館総監督などを歴任。著作に「人間と物質のあいだ」「見ることの神話」など。
なかはらかいどう【中原街道】
東京都品川区から神奈川県平塚市へ至る街道。江戸時代は虎の門から中原下宿までの脇街道で、大磯宿で東海道と合流した。現在は西五反田が起点。
なかはらまこと【中原誠】
[1947〜 ]将棋棋士。16世名人。宮城の生まれ。昭和47年(1972)大山康晴を破って名人となる。昭和52年(1977)には名人・十段・王位・王将・棋聖の五冠王となるが、棋王戦で加藤一二三 (ひふみ) に敗れ、当時の全タイトルとなる6冠制覇は果たせなかった。タイトル獲得64期は歴代3位。永世名人・永世十段・永世王位・名誉王座・永世棋聖。→17世名人谷川浩司