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《「なんという」の音変化》

[副]反語を表す。どうして…か。なんで…か。
    1. 「—かかる事にひるむべき」〈河上肇貧乏物語

連体
  1. どういう。何という。

    1. 「—心地すれば、かく物を思ひたるさまにて、月を見給ふぞ」〈竹取

  1. 反語を表す語を伴って)どうという。どれほどの。たいした。

    1. 「—事か候はん」〈今昔・二六・一四〉

[感]なにを言うか。とんでもない。
    1. 「—、汝がなにほどの恩を見せけるぞや」〈仮・伊曽保・中〉

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