ひかりかくさんこうか【光拡散効果】
⇒デンバー効果
ひかりきょうしんき【光共振器】
光の領域の周波数をもつ電磁波を受け取って共振させる装置。レーザーを発生させる主要な構成要素の一つ。一般に、二つの反射鏡を対面させ、一方の鏡面がわずかに光を外部に透過するものが使われる。
ひかりのさんげんしょく【光の三原色】
三原色の一。加法混色に用いられる赤(レッド)・緑(グリーン)・青(ブルー)の三つの色の光。割合を変えて混合することにより、さまざまな色を表すことができる。色を重ねるほど明るくなり、すべてを同じ割合で混合すると白色光になる。→アール‐ジー‐ビー(RGB)
ひかりのみち【光の道】
平成27年(2015)までに日本国内の全世帯に光ファイバーによる超高速通信網を整備するという構想。平成21年(2009)より、総務省主導のもと、「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」により、実現に向けた検討が進められている。光の道構想。
ひかりアイソレーター【光アイソレーター】
《optical isolator》光信号をある一方向だけに通すための素子。光デバイスの一種で、途中で反射して戻ってくる光を阻止する。電子回路におけるダイオードと同じ役割をもつ。光学アイソレーター。オプティカルアイソレーター。
ひかりいでんがく【光遺伝学】
光を使う技術と遺伝学を組み合わせた研究分野。神経細胞に光を照射してその働きを操作したり、蛍光色素を神経細胞に導入して活動の様子を可視化したりする研究などがある。将来的に光刺激によるてんかんやパーキンソン病の治療のほか、人工視覚への応用が期待されている。オプトジェネティクス。
ひかりがい【光害】
「こうがい(光害)」に同じ。「公害(こうがい)」と混同を避けるための言い方。
ひかりカプラー【光カプラー】
《optical coupler》光ファイバーの信号を結合・分岐するための機器。複数の入力を結合したり、一つの入力を複数に分岐したりする。また、入力・出力ともに、多対多の接続も可能。光スプリッター。光ファイバーカプラー。光ファイバースプリッター。
ひかりしんごう【光信号】
光による信号。一般に、光ファイバーや光デバイス内を通る信号をさす。
ひかりスイッチ【光スイッチ】
《optical switch》光信号の開閉(オン・オフ)をしたり、振り分けたりする素子。光デバイスの一種で、光信号を電気信号に変換することなく、光のまま経路を切り替える。電子回路におけるスイッチに相当する。光学スイッチ。オプティカルスイッチ。光スイッチング素子。