うさぎとび【兎跳び】
両足を揃えて腰を落とし、反動をとりながらウサギのように前へ跳躍すること。
うさぎへいほう【兎兵法】
本当の兵法を知らないで、へたな策略をめぐらし、かえって失敗すること。因幡 (いなば) の白兎の故事に基づく。生兵法 (なまびょうほう) 。うさぎびょうほう。
うさぎみみ【兎耳】
1 耳の長いこと。また、その耳。 2 人の隠し事を巧みに聞き出すこと。また、その人。地獄耳。 3 ⇒うさ耳
うさぎむすび【兎結び】
ひもの結び方の一。ウサギの耳のように、細長い輪を左右に結び出したもの。
兎の逆立ち
耳が痛い、弱点を突かれてつらいの意をしゃれていう語。ウサギが逆立ちをすると、長い耳が地面に当たって痛いだろうということから。
うさぎとかめ【兎と亀】
「イソップ物語」にみえる寓話 (ぐうわ) の一。ウサギとカメが山のふもとまで競走をするが、足の速さに自信のあるウサギは途中で居眠りをしてしまい、着実に歩を進めたカメに敗れる。
兎に祭文
ウサギに神仏の霊験を説いても無駄であるように、いくら意見をしても効き目がないことのたとえ。