出典:gooニュース
負債34億円…「全樹脂電池」製造のAPBが破産手続き開始 福井県越前市
リチウムイオン電池の主要な構成要素である集電体を、金属ではなく樹脂に置き換えた全樹脂電池の研究・開発・製造を行っていた。
全樹脂電池開発のAPB(株)(福井)が破産
次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発や製造を手掛けていた。全樹脂電池は従来のリチウムイオン電池と異なる構造で安全性が高く、エネルギー密度も高い次世代の電池として注目を集めていた。2021年10月に工場を稼働させたが、大規模な量産化には至っていなかった。
「全樹脂電池」製造のAPBに補助金計5億円の返還命令 福井県と越前市
福井県越前市と福井県は3月27日までに、次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」を製造するAPB(本社越前市庄田町)が市税と県税を滞納しているとして、企業立地促進補助金の交付決定取り消しと、これまでに交付した計約5億円の返還命令をそれぞれ文書で通知した。取り消しと返還命令はいずれも25日付。
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