出端（ではな）とは？意味・読み方・使い方

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で‐はな【出^▽端】
の解説

《「でばな」とも》

１（「出鼻」とも書く）出ようとしたとたん。また、出たとたん。「—に門前でばったり会う」

２（「出鼻」とも書く）物事のやりはじめ。また、やりはじめの勢いの盛んな時期。「事業の—からつまずく」

３ ⇒出花 (でばな)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

出端の前後の言葉

出端の例文(4)

出典：青空文庫

･･･、すらりと立って歩む出端を、ああ、ああ、ああ、こんな日に限って、･･･泉鏡花「神鷺之巻」
･･･というのが丘下の山の出端に、黙った烏のように羽を重ねた。「大分上･･･泉鏡花「若菜のうち」
･･･気が付くと、森の殆ど出端の蓊鬱と生茂った山査子の中に、居るわい、･･･著:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ訳:二葉亭四迷「四日間」

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