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《形容詞「いさおし」の名詞化か》「いさお」に同じ。「—をたたえる」

「此難事業に全然の—収め得たる画工が」〈漱石草枕

[形シク]

  1. 勇ましい。雄々しい。

    1. 「里坊 (さとまち) の百姓 (おほむたから) の清く正しく—・しき者を取りて充てよ」〈孝徳紀〉

  1. 勤勉である。

    1. 「其れ如此 (これら) の人は皆君に—・しきこと無く」〈推古紀〉

  1. 功績がある。手柄がある。

    1. 「天皇 (すめらみこと) 、厚く野見宿禰 (のみのすくね) の—・しきを賞めたまふ」〈垂仁紀〉

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