ほっこくあかえび【北国赤海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長12センチくらいのエビで、全身赤色。富山県以北の日本海に産し、刺身やすし種にする。あまえび。
ほっこくかいせん【北国廻船】
江戸時代、蝦夷 (えぞ) 地や東北・北陸地方と大坂・兵庫などを西廻り航路で結んだ廻船。主に北国の海産物を上方 (かみがた) で売却し、塩・酒・雑貨などを仕入れて北国で売却した。北前船。
ほっこくかいどう【北国街道】
北陸街道と中山道をつなぐ街道。中山道の信濃追分 (おいわけ) から小諸・上田・高田を経て北陸街道の直江津 (なおえつ) に至る間で、江戸と佐渡を結ぶ重要な脇街道であった。
ほっこくぶね【北国船】
中世末期から江戸中期にかけ、日本海海域で活躍した大型廻船。平底で船首がまるく、舷側に垣立 (かきたつ) がない。順風でないときは櫂 (かい) で漕いだ。のち、帆走性能や経済性に優れる弁才船 (べざいせん) にとってかわられた。どんぐり船。北前船。
北国の雷
着の身着のままであることをしゃれていう語。北国で鳴ることから「北鳴り」を「着たなり」に掛けたもの。
ほっこくしんぶん【北国新聞】
北国新聞社が発行する地方紙。同社の本社は石川県金沢市にある。明治26年(1893)創刊。主に石川県内で読まれる。同社が発行する富山新聞と、地域面など一部の記事を除き紙面を共通化している。発行部数は2紙あわせて約31万部(2023年下期平均)。