口汚い/口穢い(くちぎたない)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・と思いきり口汚い無智な不平ばかりを並べられて、モーゼの心の中は、どんなであったでしょう。荒野に於ける四十年の物語は、このような奴隷の不平の声で充満しています。モーゼは、けれども決して絶望しなかったのです。鉄石の義心は、びくともせず、之を叱咤・・・
太宰治
「風の便り」
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