出典:gooニュース
第32軍司令部壕が沖縄県史跡に 指定初、26年度公開へ
那覇市の首里城地下に築かれ、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本陸軍の軍事的中枢だった第32軍司令部壕が、沖縄県の史跡に指定された。沖縄戦に関する史跡の指定は初めてで、住民の4人に1人が犠牲になったとされる80年前の地上戦の実態を後世に伝える目的だ。県は、2026年度から一般公開を順次始め、30年度に内部を公開する基本計画案を示している。
特別陳列 「史跡神雄寺跡出土の陶鼓と土馬」
幻の寺、神雄寺の祈りの形 木津川市木津に所在する奈良時代の寺院跡で、史跡に指定されている神雄寺跡。その神雄寺跡から出土した焼物でできた楽器「陶鼓」と、まじないに使われたとみられる「土馬」(いずれも重要文化財)を期間限定で常設展示室にコーナー展示。
臼杵川河口の島城 臼杵城跡、国指定史跡へ
今回の答申によって指定・登録されれば、県内の国指定の史跡は48件(特別史跡1件を含む)、国指定名勝は7件、国登録記念物(名勝地関係)は12件となる。 また、審議会は古墳時代前期の豪族居館や集落遺跡である宇佐市の小部(こべ)遺跡についても、「社会構造の変化を考えるうえで重要」として、条件の整った約2317平方メートルの追加指定を答申した。(徳山徹)
もっと調べる