ふういんきり【封印切】
浄瑠璃「冥途 (めいど) の飛脚」の中の巻の通称。八右衛門の悪口に逆上した忠兵衛が、屋敷の金300両の封印を切って八右衛門にたたきつける場面。
ふういんつき【封印付き】
1 悪人として世間に知れわたっていること。また、その人。札付き。「—の極悪人」 2 江戸時代、両替屋が通貨をひと包みにして封印をしたもの。
ふういんとうはきざい【封印等破棄罪】
公務員が施した封印や差し押さえの表示を損壊・無効にする罪。刑法第96条が禁じ、3年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金に処せられ、または併科される。封印破棄罪。
ふういんはきざい【封印破棄罪】
⇒封印等破棄罪
ふういんぼく【封印木】
化石の木生シダ。鱗木 (りんぼく) 類の一種で、石炭紀からペルム紀にかけて栄えた。高さ約30メートル、枝がなく、頂端に細長い葉を密につけ、その葉の落ちた跡が六角形または菱形で封印に似る。