おぶちけいぞう【小渕恵三】
[1937〜2000]政治家。群馬の生まれ。昭和38年(1963)父・光平の地盤を継ぎ衆議院議員に当選。昭和62年(1987)に竹下内閣の官房長官となり、新元号「平成」の発表で注目を集めた。その後、自民党幹事長・外相などを歴任。平成10年(1998)首相に就任。翌年から自由党・公明党との連立政権となる。平成12年(2000)4月、在任中に脳梗塞で倒れ翌月死去。→森喜朗
おぶちは【小渕派】
自由民主党の派閥の一。経世会・平成研究会の平成4年(1992)から平成12年(2000)における通称。佐川急便事件で金丸信が経世会会長を辞任し小渕恵三が継承するも、小沢一郎らが離脱して新生党を結成したため勢力が縮小。→橋本派