やまぐちだいがく【山口大学】
山口市に本部のある国立大学法人。山口高等学校・山口経済専門学校・山口師範学校・山口青年師範学校・宇部工業専門学校などを統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。昭和39年(1964)、山口県立医科大学を合併。平成16年(2004)国立大学法人となる。
やまぐちたけお【山口長男】
[1902〜1983]画家。朝鮮の生まれ。東京美術学校卒。武蔵野美大教授。フランスで佐伯祐三、ザッキンらと交流。二科展に抽象絵画を出品、簡潔な色彩と重厚な質感の絵肌で知られる。芸術選奨受賞。代表作に「池」「象 (かたち) 」「平面」など。
やまぐちひとみ【山口瞳】
[1926〜1995]小説家・エッセイスト。東京の生まれ。編集者、コピーライターとして活躍した後、本格的な執筆活動に入る。週刊誌に31年間、コラム「男性自身」を連載し、都会人の洗練されたタッチで人気を呼ぶ。サラリーマン向けの礼儀作法についての作品も多い。「江分利満 (えぶりまん) 氏の優雅な生活」で直木賞受賞。他に「血族」、エッセー「草競馬流浪記」など。
やまぐちほうしゅん【山口蓬春】
[1893〜1971]日本画家。北海道の生まれ。本名、三郎。松岡映丘に師事し、新興大和絵 (やまとえ) 運動に参加。のち西欧的モダニズムを融合した独自の画風を確立した。文化勲章受章。
やまぐちようこ【山口洋子】
[1937〜2014]作詞家・小説家。愛知の生まれ。クラブを経営するかたわら歌謡曲の作詞を手がけ、演歌を中心に多くのヒット曲を生み出す。小説では、女性の生き方に鋭く切り込んだ巧妙な作風で知られる。「演歌の虫」「老梅」で直木賞受賞。他に「情人(アマン)」「貢ぐ女」「プライベート・ライブ」など。
やまぐちぼんち【山口盆地】
山口県中央部、椹野 (ふしの) 川中流域にある県内最大の盆地。構造線に沿って沈降した低地。山麓帯には古墳が、低地には古代条里制の遺構が多く見られる。気候は内陸性の気候を示す。盆地内の河川・沼沢などは山口ゲンジボタルの群棲地。
やまぐちがくげいだいがく【山口学芸大学】
山口市にある私立大学。山口芸術短期大学のキャンパス内に、平成19年(2007)に開設された。教育学部の単科大学。
やまぐちとうきょうりかだいがく【山口東京理科大学】
⇒山陽小野田市立山口東京理科大学
やまぐちふくしぶんかだいがく【山口福祉文化大学】
⇒至誠館大学
やまぐちぐみ【山口組】
兵庫県神戸市に主たる事務所を置く、全国最大規模の指定暴力団。大正4年(1915)、元漁師で自らも沖仲仕だった山口春吉が同業者の手配業を始めたのが起源。その後、興行界などにも進出し、三代目田岡一雄の時代に勢力を伸ばした。