山男(やまおとこ)
の例文・使い方・用例・文例(12)
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・・・「そら、銭を出すぞ。これで許してくれろ。薪を百把あとで返すぞ。栗を八斗あとで返すぞ」言うが早いか、いきなり若者やみんなをつき退けて、風のように外へ遁げ出してしまいました。「山男だ、山男だ」みんなは叫んで、がやがやあとを追おうとしまし・・・
宮沢賢治
「祭の晩」
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山男は、金いろの眼を皿のようにし、せなかをかがめて、にしね山のひのき林のなかを、兎をねらってあるいていました。 ところが、兎はとれないで、山鳥がとれたのです。 それは山鳥が、びっくりして飛びあがるとこへ、山男が両手・・・
宮沢賢治
「山男の四月」
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