出典:gooニュース
賃上げ満額回答のトヨタ、人事制度刷新で賞与加点幅拡大
同日会見した総務・人事本部の東崇徳本部長は、賃金と一時金に満額回答した経緯を「先行きが不透明な中で約7万人の社員の給与を毎月引き上げた場合、20年後には2000億円の投資になる。頑張りだけでなく将来への覚悟を話しあった」と説明。今後は行動や挑戦を評価する新たな人事制度を半年程度かけて策定するなどし、一人ひとりが力を発揮できる職場づくりに努める方針だ。
春闘、並ぶ「満額回答」に石破首相ほくそ笑みも…実質賃金3年連続マイナスで参院選に暗雲
「5%以上の賃上げが相次ぎ、主要製造業のおよそ6割で労働組合の要求に『満額回答』をしました。トヨタは5年連続の満額回答で過去最高水準の金額です。なかには、組合の要求以上の回答をした会社もありました。
東電3.9%賃上げ 満額回答は見送り
労組側は4%上昇を求めたが、厳しい経営環境を踏まえ満額回答は見送った。初任給は学歴に応じ1万3700~2万3千円上げる。 東電担当者は、24年4~12月期の減益決算や、柏崎刈羽原発(新潟)の再稼働が実現していない点を挙げた上で「電気事業の継続と福島第1原発事故への責任貫徹に向けた人材確保のため、最大限の回答をした」とコメントした。
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