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《感動詞「あや」+形容詞「にくし」の語幹から》
「—眼が冴えて昨夕よりは却って寝苦しかった」〈漱石・それから〉
1 意地が悪い。
「惜しめばや花の散るらむ—にものも言はでぞ見るべかりける」〈躬恒集〉
2 不都合だ。間 (ま) が悪い。
「—に睦びきこえ給へば、え忍び敢え給はず」〈栄花・衣の珠〉
3 予想以上に厳しい。過酷だ。
「さらに知らぬ由を申ししに、—に強ひ給ひしこと」〈枕・八四〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
あやにくごころ【生憎心】
意地の悪い心。憎らしく思われる心。強情な心。「けしからぬ御—なりかし」〈源・行幸〉
出典:青空文庫
・・・三郎と言う男である。生憎大した男ではない。北京の三菱に勤めている・・・ 芥川竜之介「馬の脚」
・・・けれども生憎その声も絶え間のない浪の音のためにはっきり僕の耳へは・・・ 芥川竜之介「海のほとり」
・・・晩でございましたが、生憎の暗で、相手の男の顔も見えなければ、着て・・・ 芥川竜之介「運」
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生憎し
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