目送（もくそう）とは？意味・読み方・使い方

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もく‐そう【目送】
の解説

［名］(スル)移り過ぎていくものを、目で追いながら見送ること。

「津田は、黙って書生の後姿を—した」〈漱石・明暗〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

目送の例文(4)

出典：青空文庫

･･･弟の前途を危わしげに目送せり。　やがて遙に能生を認めたる辺にて、･･･泉鏡花「取舵」
･･･ぐりて見えずなるまで目送りつ、大空仰げば降るともなしに降りくるは･･･国木田独歩「源おじ」
･･･れなる敗北者の退陣を目送し、ばかな優越感でぞくぞくして来るらしく･･･太宰治「禁酒の心」

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