出典:gooニュース
臓器移植のガイドライン大幅見直し案示す 複数機関での斡旋業務も 厚労省
脳死者からの臓器移植について、厚生労働省はガイドラインの大幅な見直し案を示しました。複数の機関で臓器のあっせん業務をすることなどが盛り込まれています。 脳死者から提供された臓器の移植を巡っては医療機関の体制などを理由に移植が成立しない例もあったことから、厚労省はガイドラインの見直しを検討してきました。
臓器移植見送り、延べ5031人 厚労省、23年調査結果を訂正
厚生労働省は5日、2023年に脳死者から行われた臓器提供で、移植手術が見送られたのは延べ5031人だったと発表した。うち803人は移植を担当する病院の受け入れ態勢が整わないことが理由だった。それぞれ3706人、509人としていた9月公表の調査結果を訂正した。 移植成立件数と、あっせん中止件数の計上に誤りがあった。厚労省担当者は「あっせん中止の考え方の整理が不十分だった」と謝罪
去年の臓器移植 803件不成立 医療機関側の理由で
【映像】去年の臓器移植 803件不成立 厚労省は脳死した患者からの臓器移植の実施状況について、調査結果を発表しました。去年1年間で131人から臓器が提供され、611件の移植が行われた一方、いずれものべ件数で、心臓が6件、肺が41件、肝臓が9件、膵臓が45件、腎臓が10件、小腸が99件であっせんが中止されました。
もっと調べる