じょうはつき【蒸発器】
種々の水溶液から水分を気化して除去する装置。 2 冷凍冷蔵機器・空調機器・ヒートポンプなどを構成する主要な熱交換器の一つ。外部から熱を吸収して、冷媒を気化させ、周囲を冷却する。
じょうはつぎり【蒸発霧】
⇒蒸気霧 (じょうきぎり)
じょうはつけい【蒸発計】
水の蒸発量を測定する気象観測用の装置。円筒容器内の水位の変化を測定して蒸発量を求める。
じょうはつざら【蒸発皿】
化学実験で、溶液を加熱濃縮または蒸発乾固させるのに用いる浅い皿。磁製のほか金属製・ガラス製・石英製などがある。
じょうはつねつ【蒸発熱】
⇒気化熱 (きかねつ)
じょうはつりょう【蒸発量】
蒸発する液体の量。
じょうはつがん【蒸発岩】
水の供給が限られる湖などが干上がり、水に溶けていた物質が濃縮・析出してできる堆積岩。岩塩、石膏、塩化マグネシウムなどの塩類堆積物が知られ、化学岩に分類される。形成時の環境が乾燥気候だったことを示す指標となる。蒸発残留岩。
じょうはつあつりょく【蒸発圧力】
冷凍機やヒートポンプを構成する蒸発器の内部で、液体状の冷媒が気化するときの圧力。→凝縮圧力
じょうはつざんりゅうがん【蒸発残留岩】
⇒蒸発岩