ひんこんせん【貧困線】
⇒貧困ライン
ひんこんりつ【貧困率】
所得が低く経済的に貧しい状態にある人が全人口に占める割合。絶対的貧困率と相対的貧困率がある。絶対的貧困率は、十分な所得がないため最低限の生活必需品を購入できない人の割合。世界銀行では、1日の所得が1.90米ドル相当額(貧困ライン)未満で生活する人を絶対的貧困層と定義している。相対的貧困率は、国民の所得分布の中央値の半分に満たない世帯の割合。先進国では、絶対的貧困状態ではなくても相対的貧困層となる場合がある。
ひんこんビジネス【貧困ビジネス】
経済的に困窮した人の弱みに付け込んで利益をあげる悪質な事業行為。一部の家賃保証会社による違法な家賃の取り立て、囲い屋による生活保護費の詐取など。貧困ビジネスを行う業者は、社会的企業を標榜しながら、実際には生活に困窮した状態から抜け出せないようにして不当に利潤を得ている場合も多い。
出典:gooニュース
性と生殖の権利、「生理の貧困」「望まない妊娠」対策進む…性教育に課題
コロナ禍の21年には、女性が経済的な理由などで生理用品を購入できない「生理の貧困」が社会問題となり、生理用品を無料で配布する自治体や企業もあった。22年には、不妊治療が公的医療保険の対象となり、治療費の負担が軽減された。23年には、望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬を、医師の処方箋なしで薬局で試験的に販売する調査研究も始まった。
経済的な事情で購入できない「生理の貧困」解消へ 県労働金庫などが寄付金
経済的な事情で生理用品が購入できない、いわゆる「生理の貧困」の解消に役立ててもらおうと沖縄県労働金庫などが寄付金を贈りました。沖縄県労働金庫は、2022年から小中学生向けにサニタリーショーツの無償配布に取り組んでいます。2024年度は10日時点で127校から配布の要望があり、追加の購入費用として110万円が県労働者福祉基金協会に贈られました。
貧困国で頻発「少年の年齢詐称」億をせしめる手際 14歳の少年が19歳と判明…大胆な嘘をつく背景
ドーピングと聞くと、どのようなイメージを持つだろうか。いわゆる海外の超一流で著名なトッププレイヤーが薬物を使用しており、断罪されるイメージなのではないのだろうか。 しかし、とある途上国では10代前半の少年たちを寮に住まわせて微量のドーピング薬を摂取させている。さらにドーピングだけにとどまらず、同時並行で年齢詐称が行われることもあるのだ。 その国とはドミニカ共和国だ。
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出典:青空文庫
・・・なった動機は貧困のためか、彼女自身の性情のためか、どちらか未に判・・・ 芥川竜之介「猿蟹合戦」
・・・人等が、彼等の老後、貧困に陥り、衣食に窮するに至るとせば、当然、・・・ 小川未明「児童の解放擁護」
・・・質上、または精神上の貧困と絶望とは、無邪気な子供等にまで、いたま・・・ 小川未明「近頃感じたこと」