足を掬われる
⇒足を掬う[補説]
足を擂り粉木にする
足がすりこぎのようにすりへるまで歩きまわる。
足を空に
足が地につかないほどあわて急ぐさま。「ことごとしくののしりて—惑ふが」〈徒然・一九〉
足を出す
予算または収入を超える金額を使う。赤字にする。「—・さずに切り盛りする」
足を使う
活発に動き回る。「—・って情報を集める」
足を付ける
手がかりやきっかけを作る。「饅頭 (まんぢゅう) 一つ、隣さじきの子供にやる。これにて—・けて酒を飲まうといふ下ごころなり」〈滑・膝栗毛・七〉
足を取られる
1 道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに—◦れる」 2 交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため—◦れる」
足を抜く
好ましくない関係を打ち切る。不本意な環境から抜け出す。
足を延ばす
1 いま来ている所より、さらに遠くまで行く。「出張のついでに郷里へ—・す」 2 楽な姿勢になってくつろぐ。「座敷で—・す」
足を運ぶ
あることのために、わざわざ出向く。「何度も—・んでいただき、申し訳ありません」