金銀は回り持ち
「金 (かね) は天下の回りもの」に同じ。
金銀は湧き物
金銀は、苦労しないで自然に手に入ることもあるということ。
きんぎんか【金銀花】
スイカズラの花。漢方で乾燥したものを解熱・解毒薬に用いる。花が白色から2、3日後に黄色になるところからの名。
きんぎんじ【金銀地】
金銀の粉を蒔 (ま) き散らして研ぎ出した無地の蒔絵。
きんぎんずく【金銀尽く】
何事も金銭の力で自由にしようとすること。金銭ずく。かねずく。「—にて自由のなる勒 (つと) め女」〈浮・禁短気・四〉
きんぎんづくり【金銀作り】
金や銀で作ったり飾ったりすること。また、その物。
きんぎんひか【金銀比価】
金と銀との交換比率。銀の価格を1としたとき、それと同一重量の金の価格が示す倍率。比価。
きんぎんふくほんいせいど【金銀複本位制度】
金貨と銀貨を本位貨幣とし、両者の比価を公定し、他の貨幣を補助貨幣とする制度。両本位制度。
きんぎんへいこうほんいせいど【金銀併行本位制度】
金貨と銀貨を本位貨幣とし、両者の比価を公定しない制度。金貨と銀貨の交換比率は金銀の市場価格に従って変動する。
きんぎんぼく【金銀木】
ヒョウタンボクの別名。花が初め白く、のち黄色になるところからの名。