ぼうかきじゅんてきごうひょうじせいど【防火基準適合表示制度】
一定規模以上の旅館・ホテル・劇場・百貨店などに消防機関が立入調査を行い、一定の防火基準に適合する場合に「適マーク」を交付する制度。防火対象物定期点検報告制度の導入に伴い、平成15年(2003)に廃止された。→防火セーフティーマーク
ぼうかきじゅんてきごうひょうじマーク【防火基準適合表示マーク】
⇒適マーク
ぼうかきじゅんてんけんずみしょう【防火基準点検済証】
防火対象物点検資格者が点検し、消防法令に適合していると認められた建物等に表示されるマーク。→防火セーフティーマーク
ぼうかじしゅてんけんずみしょう【防火自主点検済証】
消防法による防火対象物点検報告の義務がない比較的小規模な旅館・ホテル等で、防火管理者または防火対象物点検資格者の点検により、点検基準に適合していると認められた建物に表示されるマーク。新適マーク。
ぼうかセーフティーマーク【防火セーフティーマーク】
《消防庁の表記は「防火セイフティマーク」》防火基準点検済証および防火優良認定証の愛称。平成15年(2003)の防火対象物定期点検報告制度施行に伴い、適マーク(防火基準適合表示)に代わって導入された。
ぼうかたいしょうぶつ【防火対象物】
消防法で、山林・船・車両・建築物など火災予防の対象となるものをいう。個人の住居以外は消防用設備の設置が義務づけられている。不特定多数の人が出入りする建物や災害時要援護者が利用する施設は、特定防火対象物として、防火管理や消防用設備などの条件が厳しく規定されている。
ぼうかたいしょうぶつていきてんけんほうこくせいど【防火対象物定期点検報告制度】
不特定多数の人が出入りする一定用途・規模の建物の管理権原者に対して、防火管理の状況や消防用設備の設置状況などを定期的に点検し、その結果を消防機関に報告することを義務づけた制度。点検は毎年1回、防火対象物点検資格者が行う。→防災管理定期点検報告制度
ぼうかたいしょうぶつてんけんしかくしゃ【防火対象物点検資格者】
消防設備士や防火管理者として3年以上の実務経験を有するなど、火災予防に関して一定の専門知識を有し、所定の資格講習を修了した者。国家資格。消防法の規定により、一定の用途・構造を有する防火対象物の管理権原者は毎年1回、防火対象物点検資格者に防火管理の状況や消防用設備の設置状況などを点検させ、その結果を消防機関に報告することが義務づけられている。→防災管理点検資格者
ぼうかぼうさいきじゅんてんけんずみしょう【防火防災基準点検済証】
防火対象物点検と防災管理点検との両方で、それぞれ点検基準に適合していると認められた建物に表示されるマーク。→防火・防災セーフティーマーク
ぼうかぼうさいセーフティーマーク【防火防災セーフティーマーク】
《関係機関での表記は「防火・防災セイフティマーク」》防火基準点検済証、防災基準点検済証、防火・防災基準点検済証、防火優良認定証、防災優良認定証、防火・防災優良認定証などの愛称。