鼈が時をつくる
すっぽんが時を告げる。あるはずがないことのたとえ。
すっぽんたけ【鼈茸】
スッポンタケ科のキノコ。夏から秋に山野の地上に生える。丸く卵大で、熟すと白い寒天質の殻を破って中空の柄が伸び、高さ10〜15センチになる。傘は釣り鐘状で表面に暗緑色の粘液があり、悪臭を放つ。
すっぽんに【鼈煮】
1 スッポンを煮たもの。 2 スッポンの味に似せた料理。ぶつ切りにしたコチ・ナマズなどの魚を、酒を用いた濃いたれで煮てしょうが汁を落としたもの。
すっぽんもどき【鼈擬】
カメ目スッポンモドキ科の爬虫 (はちゅう) 類。一属一種。甲長約50センチ。スッポンに似るが甲の周縁部は硬い。淡水産で、汽水域にもすみ、四肢はオール状。ニューギニア・オーストラリア北部に分布。