《xenon detector for weakly interacting massive particles》岐阜県飛騨市、旧神岡鉱山の地下1000メートルにある東京大学宇宙線研究所の暗黒物質検出装置。624本の光電子増倍管を取り付けた球状の断熱容器に、セ氏零下100度に冷却した約1トンの液体キセノンを収めたもの。暗黒物質の候補とされるWIMPという未知の粒子(ニュートラリーノ・アクシオンなど)が、キセノンの原子核に衝突した際に発する微弱な光・熱・電気を検出する。平成22年(2010)より観測開始。