ほうねんあたま【法然頭】
《法然の頭の形に似ているところから》頂がくぼんでいる頭。
ほうねんいん【法然院】
京都市左京区にある単立宗教法人の寺。もと浄土宗捨世派本山。山号は、善気山。正式には本山獅子谷法然院。法然が弟子住蓮・安楽とともに六時礼讃を修した所で、その後荒廃していたが、延宝8年(1680)知恩院の第38世万無が再興した。万無寺。
ほうねんき【法然忌】
法然上人の忌日に行う法会 (ほうえ) 。《季 春》→御忌 (ぎょき) 2
ほうねんしょうにんえでん【法然上人絵伝】
法然上人の生涯の行状を描いた伝記絵。絵巻や掛幅などに系統を異にする多様の作品がある。特に、鎌倉末期ごろに作られた絵巻「法然上人行状絵図」48巻(知恩院蔵)はそれ以前のものを集大成したもので、法然・浄土宗・知恩院の三位一体の関係を明らかにしている。