じんむきげん【神武紀元】
神武天皇が即位したという年を元年とする日本の紀元。西暦紀元前660年を神武紀元元年とする。皇紀。
じんむけいき【神武景気】
昭和29年(1954)12月から、昭和32年(1957)6月まで、31か月間続いた景気拡大期の呼び名の一。高度成長のさきがけをなした。神武天皇以来、例がないということからの名。第三循環の拡張期に当たる。→景気循環
じんむこのかた【神武此の方】
[連語]日本の国が始まって以来。程度のはなはだしいことや、他に例がないことなどを表す。神武以来。神武以往。「—聞いたこともない好景気」
じんむてんのう【神武天皇】
記紀で、第1代の天皇。名は神日本磐余彦 (かんやまといわれびこ) 。日向 (ひゅうが) を出て瀬戸内海を東へ進み、大和を平定して前660年橿原宮 (かしはらのみや) で即位したと伝えられる。
じんむてんのうさい【神武天皇祭】
もと、大祭日の一。毎年、神武天皇崩御の日とされる4月3日に、皇霊殿で天皇がその霊を祭る。神武祭。