[形][文]せつな・し[ク]《「ない」は接尾語》
  1. 悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるようである。やりきれない。やるせない。「—・い思い」

  1. からだが苦しい。

    1. 「ああー・い、厭 (いや) だと云うのに本田さんが無理にお酒を飲まして」〈二葉亭浮雲

  1. 身動きがとれない。どうしようもない。

    1. 詮議つめられ—・く川中に飛び込み」〈浮・武家義理・三〉

[派生]せつながる[動ラ五]せつなげ[形動]せつなさ[名]

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。