出典:gooニュース
情報BOX:リビア油田操業停止、背景にある国内の政治的対立
◎油田閉鎖の期間カダフィ独裁政権崩壊後の混乱が長引くリビアで、油田の操業妨害はおなじみの行動になっている。ただ地域レベルの勢力による閉鎖は数日で終わることもあるが、大きな政治勢力や武装組織が関係する場合、数カ月続くケースも見られた。
リビア油田停止さらに拡大、原油相場は小動き
日量30万バレルのシャララ油田の輸出についてはすでに義務を免れる「不可抗力(フォースマジュール)」が宣言されているほか、ロイターは今週、エルフィール油田、アマル油田、ナフーラ油田、アブ・アティフェル油田も生産に支障をきたしていると報じている。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアは7月、日量約118万バレルの原油を生産していた。
リビアで油田の操業停止広がる、中銀総裁人事など巡り対立深まる
トリポリ暫定政権とリビア国営石油会社(NOC)は油田の操業停止を確認していない。しかし油田のエンジニアはロイターに、東部のアマル油田とナフーラ油田の操業が27日に停止され、アブ・アティフェル油田でも減産が実施されていると語った。
もっと調べる