五月(さつき)の桜(さくら)で葉(は)ばかりさま
札束(さつたば)で頰(ほお)を張(は)・る
札片(さつびら)を切(き)・る
さてもその後(のち)
里腹(さとばら)三日(みっか)
悟(さと)りを開(ひら)・く
然(さ)なら◦ず
然(さ)◦なり
然(さ)はそう◦ず
鯖(さば)の生(い)き腐(ぐさ)れ
鯖(さば)を読(よ)・む
さびを利(き)か・す
様(さま)に様(さま)を付(つ)・ける
様(さま)にな・る
然(さ)もあらばあれ
然(さ)もあら◦ん
然(さ)もあ・り
然(さ)もありな◦ん
然(さ)もあれ
然(さ)も言(い)われ◦たり
然(さ)もそうず
然(さ)もな・い
然(さ)もないと
然(さ)もなくば
然(さ)もなければ
然(さ)もな・し
然(さ)も似(に)◦たり
然(さ)もや
鞘(さや)を取(と)・る
鞘(さや)を抜(ぬ)・く
左右(さゆう)に託(たく)・す
白湯(さゆ)を飲(の)むよう
左様(さよう)然(しか)らば
更(さら)にもあら◦ず
更(さら)にも言(い)わ◦ず
さらむには
避(さ)り敢(あ)え◦ず
申酉(さるとり)騒(さわ)ぐ
猿(さる)に烏帽子(えぼし)
猿(さる)に木登(きのぼ)り
猿(さる)の尻笑(しりわら)い
猿(さる)の人真似(ひとまね)
猿(さる)も木(き)から落(お)ちる
去(さ)る者(もの)は追(お)わず
去(さ)る者(もの)は日日(ひび)に疎(うと)し
然(さ)ればと言(い)って
触(さわ)らぬ神(かみ)に祟(たた)りなし
触(さわ)り三百(さんびゃく)
差(さ)を付(つ)・ける
山雨(さんう)来(きた)らんと欲(ほっ)して風(かぜ)楼(ろう)に満(み)つ