あいしょう‐か【哀傷歌】
1 人の死を悲しむ歌。 2 古今集以後の勅撰和歌集で、部立ての一。万葉集の挽歌(ばんか)にあたる。
あお‐つづら【青葛】
1 ツヅラフジの別名。 2 「つる」を繰るところから「くる」「くるし」「くるる」などを導く序詞を構成する語。「山がつの垣ほに這へる—人は来れども言伝てもなし」〈古今・恋四〉
あき‐ぎり【秋霧】
秋に立つ霧。「春霞かすみて去(い)にし雁(かり)が音は今ぞ鳴くなる—の上に」〈古今・秋上〉
あきしの【秋篠】
奈良市の地名。霧の名所として知られた。新古今集の歌人藤原良経の号、秋篠月清の由来地。[歌枕]「—や外山(とやま)の里やしぐるらむ伊駒(いこま)のたけに雲のかかれる」〈新古今・冬〉
あき‐た【秋田】
稲の実っている田。「植ゑて往(い)にし—刈るまで見えこねば今朝初雁の音(ね)にぞ鳴きぬる」〈古今・恋五〉
色好み
sensuality, lasciviousness, lechery(▼sensualityには,あとの2語のもつ,みだらなという意味合いはない);〔人〕a lustful [lecherou...
修める
1〔学問などを身につける〕master柔道を修めるのに何年も費やしたHe spent many years (in) mastering judo.彼は古今の学を修めたHis research ...
古今
ancient and modern times; all ages古今の ancient and modern; of all ages古今東西の民謡ballads of all ages a...
ここんの【古今の】
ancient and modern; of all ages古今東西の民謡ballads of all ages and countries古今を通じてin history/through ...
ここんみぞう【古今未曽有】
この作品は芸術的価値において古今未曽有であるIn its artistic value this work is unparalleled [unequaled] in history.これは古...
こんじゃく【今昔】
[共通する意味] ★昔と現代。また、昔から今までの時間。[英] ancient and modern times[使い方]〔古今〕▽古今東西の名作を集める▽古今未曾有(みぞう)の収賄事件〔今昔〕...
ここん【古今】
[共通する意味] ★昔と現代。また、昔から今までの時間。[英] ancient and modern times[使い方]〔古今〕▽古今東西の名作を集める▽古今未曾有(みぞう)の収賄事件〔今昔〕...
うたよみ【歌詠み】
[共通する意味] ★和歌を作る人。また、それを職業とする人。[英] a tanka poet[使い方]〔歌人〕▽古今集の歌人を研究する▽歌人与謝野晶子(よさのあきこ)〔歌詠み〕▽新古今集きっての...
かじん【歌人】
[共通する意味] ★和歌を作る人。また、それを職業とする人。[英] a tanka poet[使い方]〔歌人〕▽古今集の歌人を研究する▽歌人与謝野晶子(よさのあきこ)〔歌詠み〕▽新古今集きっての...
わたる【渡る】
[共通する意味] ★乗り物に乗ったり、泳いだり歩いたりして、海や川の一方の岸から他方の岸へ行く。船や航空機で他国へ行ったり、物が渡来したりするような場合にも使う。[英] to cross[使い方...
あすかい‐まさつね【飛鳥井雅経】
[1170〜1221]鎌倉初期の歌人。藤原定家らとともに新古今和歌集を撰した。蹴鞠(けまり)にもすぐれ、歌鞠(かきく)二道の飛鳥井家の祖となる。家集に「明日香井和歌集」がある。藤原雅経。
あすかい‐まさよ【飛鳥井雅世】
[1390〜1452]室町中期の歌人。新続古今和歌集の撰者。著書に「富士紀行」がある。
ありわら‐の‐しげはる【在原滋春】
平安前期の歌人。業平(なりひら)の第2子。その歌は古今集・新勅撰集に収録。大和物語の作者との説もある。在次の君。生没年未詳。
ありわら‐の‐ゆきひら【在原行平】
[818〜893]平安前期の歌人。阿保親王の第2子。業平の兄。子弟教育のために奨学院を創立。古今集・後撰集などに歌がある。
うちだ‐いつみ【内田五観】
[1805〜1882]幕末・明治初期の数学者。江戸の人。通称、恭。日下誠(くさかまこと)・高野長英に数学・蘭学を学ぶ。明治政府に仕えて太陽暦の採用に貢献。著「古今算鑑」など。