あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
明日(あす)は我(わ)が身(み)
よくないことが、いつ自分自身にふりかかってくるかわからないということ。
あびこ【我孫子】
千葉県北西部の市。手賀沼(てがぬま)北に位置し、水戸街道の宿場町として発展。人口13.1万(2024)。
あびこ‐し【我孫子市】
⇒我孫子
あれ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたし。「さ寝むとは—は思へど」〈記・中・歌謡〉 [補説]上代語。中古には、「あれにもあらねば返しすべくも思はねど」〈源・玉鬘〉のような慣用表現に残るだけで、「われ...
観光は我が国の成長分野のひとつだ
Tourism is one of our growth areas.
我
1〔自我〕the ego; the self2〔わがまま〕willfulness,《英》 wilfulnessあの男は我が強いHe is obstinate [willful/self-asse...
我意
⇒が(我)我意を押し通すinsist on having one's own way
我執
〔自己中心〕egocentricity; self-centeredness,《英》 self-centredness我執を捨てる「get rid of [overcome] one's sel...
我田引水
turning everything to one's own advantage我田引水の selfish; self-seeking;self-centered,《英》 self-centr...
けが【怪我】
[共通する意味] ★皮膚や筋肉などの、裂けたり破れたりしたところ。[使い方]〔傷〕▽額の傷がうずく〔怪我〕▽けがの功名(=失敗や災難と思われたことが、思いがけなく好結果をもたらすこと)[使い分け...
がり【我利】
[共通する意味] ★自分だけの利益。[英] self-interest[使い方]〔私益〕▽私益のみを考えてはならない▽私益をはかる〔私利〕▽私利に目がくらむ▽私利私欲〔我利〕▽我利をむさぼる▽我...
ぼうが【忘我】
[共通する意味] ★あることに熱中して我を忘れること。[英] ecstasy[使い方]〔夢中〕(形動)〔無我夢中〕(形動)[使い分け]【1】「無我夢中」は、「夢中」を強めた言い方。【2】「没我」...
むがむちゅう【無我夢中】
[共通する意味] ★あることに熱中して我を忘れること。[英] ecstasy[使い方]〔夢中〕(形動)〔無我夢中〕(形動)[使い分け]【1】「無我夢中」は、「夢中」を強めた言い方。【2】「没我」...
ぼつが【没我】
[共通する意味] ★あることに熱中して我を忘れること。[英] ecstasy[使い方]〔夢中〕(形動)〔無我夢中〕(形動)[使い分け]【1】「無我夢中」は、「夢中」を強めた言い方。【2】「没我」...
がでんいんすい【我田引水】
他人のことを考えず、自分に都合がいいように言ったり行動したりすること。自分に好都合なように取りはからうこと。自分の田んぼにだけ水を引き入れる意から。
しょほうむが【諸法無我】
宇宙間に存在するあらゆる事物には、永遠不変な本性である我ががないということ。仏法の大綱である三法印さんぼういんの一つ。▽「諸法」はあらゆる事物、ありとあらゆるものの意。「我」はその存在をあらしめている永遠不変の本質。
にょぜがもん【如是我聞】
仏典の冒頭に置かれる語。「このように私は聞きました」という意味。仏の説であることを示すために、釈迦しゃかが弟子の阿難に経典きょうてんの冒頭に冠させたといわれる。▽仏教語。「如是」はこのようにの意。「我聞」はそれを聞いたこと。「是かくの如ごとくを我われは聞きけり」と訓読する。「我聞如是がもんにょぜ」ともいう。
むがむちゅう【無我夢中】
ある事にすっかり心を奪われて、我を忘れてしまうさま。▽「無我」はもと仏教語。自分に捕らわれる心を超越した心。そこから自分を忘れる意。「夢中」は物事にすっかり熱中して、他のことを考えられない状態。
ゆいがどくそん【唯我独尊】
この世で、自分ほど偉いものはいないとうぬぼれること。釈迦しゃかが生まれたときに七歩歩き、一方で天を指し、他方で地を指して唱えたという言葉と伝えられる。この世の中で自分より尊いものはいないという意味。▽「天上天下てんげ唯我独尊」の略。「唯我」はただ自分のみということ。「独尊」は自分だけが一人尊いということ。
そが‐きょうだい【曽我兄弟】
曽我祐成(すけなり)(十郎)・時致(ときむね)(五郎)の兄弟。建久4年(1193)富士の裾野の狩り場で、父のあだ、工藤祐経(くどうすけつね)を討ち、のちに謡曲・歌舞伎などの題材となった。
そが‐じゅうろう【曽我十郎】
⇒曽我祐成(すけなり)
そが‐ちょくあん【曽我直庵】
安土桃山時代の画家。経歴は不明であるが、堺で蛇足6世を名のって活躍。粗豪な筆致で、漢画の手法を取り入れた花鳥画を多く描いた。生没年未詳。
そが‐ときむね【曽我時致】
[1174〜1193]鎌倉初期の武士。河津祐泰(かわづすけやす)の子。五郎と称した。曽我兄弟の弟。
そがのや‐ごろう【曽我廼家五郎】
[1877〜1948]喜劇俳優・作者。大阪の生まれ。本名、和田久一。明治37年(1904)曽我廼家十郎とともに劇団曽我廼家を結成、大阪の個性を強く身につけた俳優兼作家として活躍。のちに十郎と分か...