あい‐ご【愛語】
《(梵)priya-vāditāの訳》菩薩が他者に対して心のこもった優しい言葉をかけること。人々を救いに導く実践行である四摂事(ししょうじ)の一。
あみだ‐ほう【阿弥陀法】
密教で、阿弥陀仏を本尊として、和合・滅罪、また死者の救いを祈るために行う修法。阿弥陀護摩。
あれえ
[感] 1 驚いたとき、また不審に思うときに発する語。「—、どうしたんだろう」 2 多く女性が救いを求めるときに叫ぶ語。「—、だれか来てえ」
あん‐じん【安心】
仏語。 1 仏法の功徳によって、迷いがなくなった安らぎの境地。 2 阿弥陀仏の救いを信じて、浄土往生を願う心。
い‐おう【易往】
仏語。阿弥陀仏の救いの働きによって、極楽浄土にたやすく往生できること。
窮民
窮民に救いの手を差し伸べるextend a helping hand to the poor and needy
困り者
〔役立たず〕a good-for-nothing;〔厄介者〕a nuisance;〔救いがたい人〕an incorrigible person彼は一家の困り者だHe is the black s...
救い
1〔助け〕help;〔宗教的な救済〕salvation救いを求める女の声が聞こえたWe heard a woman calling [crying] for help.破産寸前で彼は友人に救いを...
救い出す
〔救出する〕save;〔困っている人の力になる〕help ⇒すくう(救う)勇敢な消防士が二人の幼児を燃えている家から救い出したA brave fireman rescued two small ...
すくいぬし【救い主】
1〔救助者〕a rescuer;《口》 a lifesaver〔救いの神〕a savior,《英》 a saviour2〔キリスト〕the [our] Saviour(▼この意では 《米》 でも...
さけぶ【叫ぶ】
[共通する意味] ★大きな声を出す。[英] to shout[使い方]〔叫ぶ〕(バ五)▽山を歩きながら「ヤッホー」と叫ぶ▽救いを求めて大声で叫んだ〔怒鳴る〕(ラ五)▽「早く行け」と若い教師が怒鳴...
わめく【喚く】
[共通する意味] ★大きな声を出す。[英] to shout[使い方]〔叫ぶ〕(バ五)▽山を歩きながら「ヤッホー」と叫ぶ▽救いを求めて大声で叫んだ〔怒鳴る〕(ラ五)▽「早く行け」と若い教師が怒鳴...
どなる【怒鳴る】
[共通する意味] ★大きな声を出す。[英] to shout[使い方]〔叫ぶ〕(バ五)▽山を歩きながら「ヤッホー」と叫ぶ▽救いを求めて大声で叫んだ〔怒鳴る〕(ラ五)▽「早く行け」と若い教師が怒鳴...
あびきょうかん【阿鼻叫喚】
非常な辛苦の中で号泣し、救いを求めるさま。非常に悲惨でむごたらしいさま。地獄に落ちた亡者が、責め苦に堪えられずに大声で泣きわめくような状況の意から。▽「阿鼻」は仏教で説く八熱地獄の無間むけん地獄。現世で父母を殺すなど最悪の大罪を犯した者が落ちて、猛火に身を焼かれる地獄。「叫喚」は泣き叫ぶこと。一説に八熱地獄の一つの大叫喚地獄(釜かまゆでの地獄)の意。
いっせつたしょう【一殺多生】
一人の悪人を犠牲にして、多数の者を救い生かすこと。多くの人を生かすには、一人を殺すのもやむを得ないということ。▽仏教語。「多生」はたくさんの人を生かすこと。「殺」は「さつ」とも読む。
いったいぶんしん【一体分身】
一つの物事をもとにして、そこから分かれ出たいくつかの物事。一つのものからいくつかに分かれること。また仏教で、諸仏菩薩しょぶつぼさつが衆生しゅじょうを救うために、さまざまに化身して出現すること。▽後者は「いったいふんじん」とも読む。
かんてんじう【旱天慈雨】
非常に困ったときに、もたらされる救いの手のたとえ。長い間待ち望んでいた物事が実現することのたとえ。
きゅうせいさいみん【救世済民】
世の中を救い、人々を苦しみから助けること。▽「救世」は悪い世の中を救ってよいほうに導くこと。特に宗教の力で、この世の苦しみから人々を救うこと。「済民」は人民の難儀を救うこと。「済」も救う、救助する意。
アウグスティヌス【Aurelius Augustinus】
[354〜430]初期キリスト教の西方教会最大の教父で、正統的信仰教義の完成者。青年期にマニ教を信奉し、次いで新プラトン学派哲学に傾倒、32歳でキリスト教に回心した。異端・異教との論争の中で、神...
イエス‐キリスト【Jesus Christ】
[前4ころ〜30ころ]キリスト教の始祖。パレスチナのナザレの大工ヨセフと妻マリアの子として生まれた。30歳ごろバプテスマのヨハネから洗礼を受け、ガリラヤで神の国の近いことを訴え、宣教を始めた。ペ...
イザヤ【Isaiah】
前8世紀のイスラエルの預言者。外敵に悩むユダ王国にあって、神ヤーウェの聖と正義、また救いの王(メシア)の到来による平和を説き、民を導いた。
かじわら‐かげとき【梶原景時】
[?〜1200]鎌倉前期の武将。通称、平三。石橋山の合戦で源頼朝を救い、のち、侍所(さむらいどころ)所司となった。頼朝死後、幕府に背いて討伐を受け、一族とともに戦死。
そう‐こくはん【曽国藩】
[1811〜1872]中国、清末の政治家。湘郷(しょうきょう)(湖南省)の人。字(あざな)は伯涵(はくかん)。号、滌正(てきせい)。太平天国の乱のときに義勇軍を組織して清朝を救い、また、初期の洋...