インドクトリネーション【indoctrination】
特定の信条や態度を押しつけて信じこませること。教化。最も極端な形が洗脳。
おうげ‐りしょう【応化利生】
仏・菩薩(ぼさつ)がそれぞれの人に応じた姿で現れ、説法、教化し、衆生に利益(りやく)すること。
か【化】
[音]カ(クヮ)(漢) ケ(呉) [訓]ばける ばかす [学習漢字]3年 〈カ〉 1 前と違った姿・状態になる。「化合・化石/悪化・羽化・開化・気化・激化・硬化・消化・進化・退化・同化・孵化(...
かんか‐いん【感化院】
もと、非行少年や非行少女の保護・教化の目的で設けられた施設。少年教護院・教護院を経て、現在は児童自立支援施設と改称。
きしも‐じん【鬼子母神】
《(梵)Hārītīの訳。音写は訶梨帝(かりてい)》女神の名。千人の子があったが、他人の子を取って食い殺したため、仏はその最愛の一児を隠してこれを教化し、のち仏に帰依(きえ)して出産・育児の神と...
教化
enlightenment教化する 〔啓発する〕enlighten;〔文明化する〕civilize;〔福音により〕evangelize非行少年を教化するguide a delinquent bo...
きょうかする【教化する】
〔啓発する〕enlighten;〔文明化する〕civilize;〔福音により〕evangelize非行少年を教化するguide a delinquent boy aright
acculturation
[名]1 《社会学・教育》文化変容(◇移民・マイノリティなどの文化が支配的な社会の文化との接触で変化を受けること;変化を受けつつも,独自の慣習や言語などは保持される)2 (幼児の成長過程における...
brainwash
[動]他…を洗脳する;…を洗脳して(…)させる≪into doing≫━━[名]洗脳;洗脳を受けることbrainwashの派生語brainwashing名洗脳;洗脳法;反復による教化法brain...
catholicize
[動]他自1 〔C-〕〈人を[が]〉カトリック教徒にする[なる];カトリック教化する2 普遍的にする[なる]
きょうか【教化】
[共通する意味] ★相手に影響を与えて変化させること。[英] enlightenment[使い方]〔教化〕スル▽非行少年を教化する▽民衆の教化に努める〔感化〕スル▽悪友に感化される▽恩師の感化を...
かんか【感化】
[共通する意味] ★相手に影響を与えて変化させること。[英] enlightenment[使い方]〔教化〕スル▽非行少年を教化する▽民衆の教化に努める〔感化〕スル▽悪友に感化される▽恩師の感化を...
とっか【徳化】
[共通する意味] ★相手に影響を与えて変化させること。[英] enlightenment[使い方]〔教化〕スル▽非行少年を教化する▽民衆の教化に努める〔感化〕スル▽悪友に感化される▽恩師の感化を...
しんたく【神託】
[共通する意味] ★神仏の意思。神仏の教え、導き。[英] an oracle[使い方]〔託宣〕▽神の御託宣〔神託〕▽神託を信じる〔お告げ〕▽観音様のお告げを受けた[使い分け]【1】「託宣」は、神...
たくせん【託宣】
[共通する意味] ★神仏の意思。神仏の教え、導き。[英] an oracle[使い方]〔託宣〕▽神の御託宣〔神託〕▽神託を信じる〔お告げ〕▽観音様のお告げを受けた[使い分け]【1】「託宣」は、神...
おんじゅうとんこう【温柔敦厚】
穏やかでやさしく、情が深いこと。もと、孔子が儒教の基本的な古典で、中国最古の詩集である『詩経しきょう』の教化の力を評した語。『詩経』の詩篇は古代の純朴な民情が素直に歌われたもので、人を感動させ、教化する力をもっていると説いたもの。▽「温柔」は穏やかで柔和なこと。「敦厚」はねんごろで人情深いこと。
さんぜんせかい【三千世界】
全宇宙、この世のすべて。仏教でいう世界観で、須弥山しゅみせんを中心に、周囲に四大洲があり、その周りに九山八海があり、われわれの住む小世界を形成し、この一つの世界を千合わせたものを小千世界、小千世界を千合わせて中千世界、さらに中千世界を千合わせて大千世界。この大千世界は千が三つ重なるので三千大世界、略して三千世界という。この三千世界が一仏の教化の及ぶ範囲とされた。俗に世間の意に用いられることもある。
ずいるいおうどう【随類応同】
相手の能力や性質に応じて、それ相応に指導すること。仏が人の心や性格や素質などの種類に応じて、説法・教化を施す意。▽「随類」は種類にしたがうこと。「応同」は同じ仲間に応こたえる意。「類るいに随したがい同どうに応おうず」と訓読する。
せんりどうふう【千里同風】
世の中がよく治まっていて平和であること。逆に世の中全体が混乱していることをいうときもある。▽「千里」は遠く離れた地域。「同風」は同じ風が国土の隅々まで行き渡っている意味。「風」は風俗・教化の意。
はいぶつきしゃく【廃仏毀釈】
仏教排斥のための運動のこと。仏法を廃し、釈迦しゃかの教えを放棄する意。▽「釈」は釈迦のこと。「毀」は壊す、悪口をいう意。中国では南北朝時代から宋そう代の直前までに起こった四回の廃仏令「三武一宗の法難」、日本では明治政府の神仏分離令に基づく寺社排斥運動が有名。「仏ほとけを廃はいして釈しゃくを毀そしる」と訓読する。「排仏棄釈」とも書く。
イシドルス【Isidorus Hispalensis】
[560ころ〜636]スペイン、セビリアの大司教。カルタヘナの生まれ。西方教会最後の教父といわれる。神学・歴史・文学・科学に通じ、学芸を指導。スペインのキリスト教化にも大いに貢献。著「語源論」は...
えおん【慧遠】
[334〜416]中国、東晋の僧。中国浄土教の祖とされる。廬山(ろざん)に入り修行・教化を行い、同志と白蓮社(びゃくれんしゃ)を設立。出家は王権に屈服する必要はないとする「沙門不敬王者論」を著し...
くうや【空也】
[903〜972]平安中期の僧。空也念仏の祖。生地・出自など未詳。諸国を巡歴して南無阿弥陀仏の名号(みょうごう)を唱え、教化(きょうけ)に努めながら道・橋・寺などを造り、市(いち)の聖(ひじり)...
こう‐けんし【寇謙之】
[365〜448]中国、南北朝時代の北魏の道士。上谷(河北省)の人。字(あざな)は輔真(ほしん)。太武帝の支持を得て仏教を排斥し、道教を国教化した。
しゅく‐そんつう【叔孫通】
中国、前漢の儒者。号、稷嗣君。薛(せつ)(山東省)の人。高祖・恵帝に仕え、漢の諸儀法を制定。武帝のときの儒教国教化の基礎をつくった。生没年未詳。