あそび‐がみ【遊び紙】
《flyleaf》書物の巻頭・巻末の見返し紙と本文との間に入れる白紙。
あっ‐かん【圧巻】
《「巻」は、昔の中国の官吏登用試験の答案。最優等者のものをいちばん上にのせたところから》書物の中で最もすぐれた詩文。作中最もすぐれた部分。転じて、全体の中で、最もすぐれた部分。出色(しゅっしょく...
あ・む【編む】
[動マ五(四)] 1 糸・竹・籐(とう)・針金・髪などを互い違いに組み合わせて、一つの形に作り上げる。そのようにして、ある物を作り上げる。「藺草(いぐさ)でござを—・む」「髪をお下げに—・む」 ...
あらわ・す【著す〔著わす〕】
[動サ五(四)]《「現す」と同語源》書物を書いて出版する。著作する。「社史を—・す」
あんない‐き【案内記】
ある土地に関する地理や交通手段、名所・旧跡などを記した書物。
後付け
1〔書物の〕an appendix2〔手紙の〕the date and signature (at the end of a Japanese letter);〔追伸〕a postscript
影響
〔他のものに働く力〕(an) influence;〔効果〕(an) effect;〔衝撃力〕(an) impact影響する influence; have an effect ((on));af...
えいきょうする【影響する】
influence; have an effect ((on));affect(▼influence, affectは他に変化を起こさせる,have an effectはある効果をもたらすこと...
英書
an English book;〔英語で書かれた書物〕a book (written) in English
閲覧
〔書物を読むこと〕reading;〔精読〕 《文》 perusal新聞を閲覧するread a newspaper/look through the newspapers古書を一般の閲覧に供するo...
こうせい【校正】
[共通する意味] ★文章や書物などの誤りを直し正すこと。[英] correction[使い方]〔訂正〕スル▽先ほどの発言を訂正します▽訂正箇所〔修訂〕スル▽修訂版〔改訂〕スル▽教科書を改訂する▽...
かいてい【改訂】
[共通する意味] ★文章や書物などの誤りを直し正すこと。[英] correction[使い方]〔訂正〕スル▽先ほどの発言を訂正します▽訂正箇所〔修訂〕スル▽修訂版〔改訂〕スル▽教科書を改訂する▽...
しゅうてい【修訂】
[共通する意味] ★文章や書物などの誤りを直し正すこと。[英] correction[使い方]〔訂正〕スル▽先ほどの発言を訂正します▽訂正箇所〔修訂〕スル▽修訂版〔改訂〕スル▽教科書を改訂する▽...
かんこう【勘校】
[共通する意味] ★文章や書物などの誤りを直し正すこと。[英] correction[使い方]〔訂正〕スル▽先ほどの発言を訂正します▽訂正箇所〔修訂〕スル▽修訂版〔改訂〕スル▽教科書を改訂する▽...
ちょしょ【著書】
[共通する意味] ★その人が書きあらわした書物。[英] a work[使い方]〔著述〕スル〔述作〕スル[使い分け]【1】「著書」「著作」「著述」「述作」は、書きあらわした書物の意。「著作」「著述...
いちぶしじゅう【一部始終】
始めから終わりまで。物事の最初から最後までの詳しい事情すべて。もとは一部の書物の最初から最後までの意。
いちもくじゅうぎょう【一目十行】
書物などを速く読む力がすぐれていることのたとえ。一目見ただけで、すぐに十行分を読むことができる意から。▽「一目」は「ひとめ」とも読む。
いへんさんぜつ【韋編三絶】
何度も繰り返し、熱心に本を読むことのたとえ。また、学問に熱心なことのたとえ。▽「韋編」は文字を書いた木札(木簡という)や竹の札(竹簡という)を皮のひもで綴つづった古代中国の書物。「三絶」は三度断ち切れる意。また、何度も断ち切れる意。「三」は三度の意と数の多いことを表す場合とがある。「韋編いへん三みたび絶たつ」と訓読する。
かいかんゆうえき【開巻有益】
読書はためになるということ。読書を奨励する語。▽「開巻」は書物を開く意。転じて、読書。「有益」は役に立つこと。「巻かんを開ひらけば益えき有あり」と訓読する。
かきょあっかん【科挙圧巻】
試験で最もすぐれた成績を収めること。▽「科挙」は中国の隋ずい代に制度として確立した官吏登用試験のこと。科目で人材を挙げ用いる意。「圧巻」は最優秀の答案(巻)を他の答案の上に載せたことから出た語で、最もすぐれたものが一番上にあって、他のすべての答案を圧すること。書物や演劇などの中で最もすぐれた部分、また、詩文などで多くの作品中最もすぐれたものをいう。「巻」は答案用紙の意。
こんどう‐じゅうぞう【近藤重蔵】
[1771〜1829]江戸後期の幕臣。北方探検家。名は守重。寛政10年(1798)松前蝦夷地御用役として、蝦夷地を探検し、択捉(えとろふ)に「大日本恵土呂府」の木標を建てた。のち、書物奉行。著「...
たかはし‐かげやす【高橋景保】
[1785〜1829]江戸後期の天文学者。大坂の人。至時(よしとき)の子。字(あざな)は子昌。号、観巣。書物奉行兼天文方筆頭として語学・地理学を修め、伊能忠敬(いのうただたか)の測量事業を監督、...
ファン‐ローン【Hendrik Willem Van Loon】
[1882〜1944]米国の著述家。オランダ生まれ。大衆向けや少年少女向けの歴史書を多数発表した。著「人類史物語」「聖書物語」など。バン=ルーン。
ブランショ【Maurice Blanchot】
[1907〜2003]フランスの評論家・小説家。幻想的な作風で知られる。バタイユとの交流も有名。評論「来るべき書物」「文学空間」「災厄のエクリチュール」、小説「謎の男トマ」など。
りゅう‐きょう【劉向】
[前77ころ〜前6]中国、前漢の経学者。本名、更生。字(あざな)は子政。宮中の書物の校訂・整理に当たり、書籍解題「別録」を作り、目録学の祖と称される。著「説苑(ぜいえん)」「洪範五行伝」「新序」...