アイティー‐きほんほう【IT基本法】
「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」の通称。
アイティーせんりゃく‐ほんぶ【IT戦略本部】
⇒高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部
あおびょうし‐ぼん【青表紙本】
藤原定家による源氏物語の校訂本。また、その系統の諸本。
あお‐ほん【青本】
《「あおぼん」とも》 1 江戸中期、享保ごろから赤本のあとを受けて黒本とともに婦女子の間に流行した草双紙(くさぞうし)の一。萌葱(もえぎ)色の表紙であるところからよばれる。絵入りで、内容は浄瑠璃...
あか‐ほん【赤本】
《「あかぼん」とも》 1 草双紙の一。江戸中期、延宝から享保にかけて流行した子供向けの絵本。表紙が赤いところからよばれる。お伽話物が多い。→青本 →黒本 2 明治時代の少年向きの講談本。口絵・表...
きいっぽん【生一本】
[共通する意味] ★同質のものだけからできていて、異質なものが混じりあっていないこと。[英] born and bred[使い方]〔生一本〕(名・形動)▽生一本なところが彼のとりえだ〔生っ粋〕▽...
せんろっぽん【千六本】
[共通する意味] ★料理で、材料のいろいろな切り方。また、切ったもの。[使い方]〔千切り〕▽キャベツの千切り〔千六本〕▽大根を千六本に切る〔薄切り〕▽オレンジを薄切りにする〔輪切り〕▽大根の輪切...
いっぽんだち【一本立ち】
[共通する意味] ★他からの支配や援助を受けず、自分だけの力で生活、行動すること。[英] self-support[使い方]〔独立〕スル〔自活〕スル〔自立〕スル〔一本立ち〕スル〔独り立ち〕スル〔...
ぶっつけほんばん【ぶっつけ本番】
[共通する意味] ★あらかじめ準備することなしに、いきなり事を行うこと。[英] leaving a matter to chance[使い方]〔出たとこ勝負〕▽あとは出たとこ勝負でいこう〔ぶっつ...
ほんとうに【本当に】
[共通する意味] ★程度がはなはだしいことを確認したときに用いる語。[英] really; truly[使い方]〔本当に〕(副)▽彼らの扱いには本当に困っている▽本当に恐ろしいことだ▽本当にお世...
いっぽんぢょうし【一本調子】
音楽で音の高低、音調、また語調や口調、文章などが単純で変化に乏しいこと。
ばっぽんそくげん【抜本塞源】
災いの原因になるものを、徹底的に取り除くこと。木の根を抜き、水源をふさぎ止める意から。もとは、根本を忘れて道理を乱すたとえとして用いられたが、現在では前者の意に用いられることが多い。▽「本」は木の根。「源」は水源。「本もとを抜ぬき、源みなもとを塞ふさぐ」と訓読する。
ほんけほんもと【本家本元】
最も正統で、おおもとをなす血筋の家や人、また、流派や商売。分家に対して、その分かれ出たもとの家。転じて、物事の発端となった出来事や中心人物。
ほんちすいじゃく【本地垂迹】
日本の神は、インドの仏や菩薩ぼさつ本体が人を救うため、神の姿を借りて現れたということ。また、そのように仏教と神道とを融合させた考え方を指す場合もある。▽仏教語。「本地」は仏・菩薩の本来の姿のこと。「垂迹」は仏が借りたいろいろな神の意。「地」は「じ」とも読む。
ほんまつてんとう【本末転倒】
物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。▽「本末」は根本的なことと枝葉のこと。「転倒」はひっくり返すこと。「転」は「顛」とも書く。
えのもと‐けんいち【榎本健一】
[1904〜1970]喜劇俳優。東京の生まれ。浅草オペラの出身で、エノケンの愛称で人気を博した。一座を主宰して舞台出演するかたわら、映画でも活躍した。
ほんだ‐いしろう【本多猪四郎】
[1911〜1993]映画監督。山形の生まれ。特殊撮影監督である円谷英二(つぶらやえいじ)とのコンビで多くの怪獣映画を手がけ、ブームを巻き起こした。代表作「ゴジラ」「空の大怪獣ラドン」「モスラ」...
まつもと‐じいちろう【松本治一郎】
[1887〜1966]社会運動家・政治家。福岡の生まれ。水平社運動に参加し、大正14年(1925)全国水平社委員長、のち社会大衆党から衆議院議員に当選。第二次大戦後、部落解放全国委員会(のちの部...
もとき‐しょうざえもん【本木庄左衛門】
[1767〜1822]江戸後期のオランダ通詞。長崎の人。良永の長子。名は正栄。号は蘭汀。フランス語・英語も修得し、日本で最初の英和辞書「諳厄利亜(アンゲリア)語林大成」、最初のフランス語学書「払...
やまもと‐けんいち【山本兼一】
[1956〜2014]小説家。京都の生まれ。出版社勤務などを経て作家活動に入る。時代小説「利休にたずねよ」で直木賞受賞。他に「火天(かてん)の城」「千両花嫁 とびきり屋見立て帖」など。