あいあい‐し・い【愛愛しい】
[形][文]あいあい・し[シク] 1 かわいらしい。愛らしい。「—・い、仇気(あどけ)ない微笑(ほほえみ)であったけれども」〈鏡花・婦系図〉 2 愛想がいい。なれなれしい。「先づ這方(こなた)へ...
あいきょう‐わらい【愛嬌笑い】
相手によい印象や好感を与えようとして浮かべる、ちょっとした笑い。愛想笑い。
あいそ‐わらい【愛想笑い】
人の機嫌を取るための笑い。おせじわらい。
あい‐たい【靉靆】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 雲や霞(かすみ)などがたなびいているさま。「真直(まっすぐ)に立ち上る香の煙、—と棚引き薫じて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 気持ちや表情などの晴れ晴れしな...
あい‐な・し
[形ク] 1 感心できない。気にくわない。「親の、今は—・きよし、いひにやらむと」〈更級〉 2 おもしろみがない。つまらない。あじけない。「梨の花…葉の色よりはじめて、—・く見ゆるを」〈枕・三七...
愛敬
1〔魅力があること〕愛敬のある笑顔「a winning [an engaging/an appealing] smile愛敬のない女an unpersonable woman2〔お世辞などのうま...
挨拶
1〔会釈〕a greeting;〔敬礼〕(a) salutation;〔軍人の〕a saluteあいさつを交わすexchange greetings/〔頭を下げて〕bow to each oth...
愛想
1〔人当たりのよいこと〕amiability;〔お世辞〕a compliment ⇒おあいそ(お愛想)1愛想のよい〔気立てがよくやさしい〕amiable/〔好意的で気やすく話せる〕affable...
あいそわらい【愛想笑い】
「a put-on [an insincere/a forced] smile(▼forcedは無理に作り笑いをするとき)愛想笑いをする smile ingratiatingly
揚がる
1〔空中に高く上る〕夜空に花火が揚がったFireworks were set off in the night sky.たくさんの凧たこが揚がっているThere are many kites f...
せせらわらう【せせら笑う】
[共通する意味] ★見下した気持ちで笑う。[英] to deride[使い方]〔あざ笑う〕(ワ五)▽他人の失敗をあざ笑う▽へたくそとあざ笑うようにいった〔せせら笑う〕(ワ五)▽お前なんかにできる...
あざわらう【あざ笑う】
[共通する意味] ★見下した気持ちで笑う。[英] to deride[使い方]〔あざ笑う〕(ワ五)▽他人の失敗をあざ笑う▽へたくそとあざ笑うようにいった〔せせら笑う〕(ワ五)▽お前なんかにできる...
くすくす
[共通する意味] ★おさえながら笑う様子。[使い方]〔くすくす〕(副)▽授業中に友だちと冗談を言い合ってくすくす笑う〔くすり〕(副)▽マンガを読みながらくすりと笑う〔くつくつ〕(副)▽くつくつと...
うすらわらい【薄ら笑い】
[共通する意味] ★困惑したり、軽蔑(けいべつ)するときなどの、声に出さず、顔の表情をかすかに動かしただけの笑い。[英] a faint smile[使い方]〔薄笑い〕▽指名されたが答えられずに...
ばくしょう【爆笑】
[共通する意味] ★大きい口、大きな声で笑うこと。[英] great laughter; Homeric laughter[使い方]〔大笑い〕スル▽彼の外国旅行中の失敗談に大笑いをした〔高笑い〕...
かかたいしょう【呵呵大笑】
大声をあげて笑うこと。▽「呵呵」は大声で笑うさま。「大」は「だい」とも読む。
しっしょうふんぱん【失笑噴飯】
おかしくて、思わず吹き出し笑うこと。▽「失笑」はおかしさを押さえることができず、思わず吹き出し笑うこと。「噴飯」はおかしさ。食べかけの飯粒を吹き出す意で、ばかばかしくて、思わず吹き出し笑うこと。
しょうりぞうとう【笑裏蔵刀】
表向きは柔和でありながら、心の底は陰険そのものであったりすること。表向きの笑いの中に刀を隠しもっている意から。▽「笑裏」は笑いの内側。「笑裏しょうりに刀とうを蔵ぞうす」と訓読する。
はがんいっしょう【破顔一笑】
にっこり笑うこと。▽「破顔」は顔をほころばせること。ほほえむこと。「一笑」はちょっと笑うこと。
ほうふくぜっとう【捧腹絶倒】
腹を抱えて大笑いすること。また、そのさま。▽「捧腹」は腹を抱える、腹を抱えて大笑いすること。「絶倒」は転がるほど大いに笑う、笑い転げる意。「捧」は「抱」とも書く。
あんざい‐あつこ【安西篤子】
[1927〜 ]小説家。兵庫の生まれ。中国の知識を生かし、歴史物で筆をふるう。「張少子(チャンシャオツ)の話」で直木賞受賞。神奈川県教育委員会委員、神奈川近代文学館館長を歴任。他に「千姫微笑」「...
じょらいし【如儡子】
[1603?〜1674]江戸前期の仮名草子作者。本名、斎藤親盛。山形最上家に仕えたが浪人となり、江戸で医者を業とし、著作の筆をとった。著「可笑記」「百八町記」など。にょらいし。
すぎうら‐みんぺい【杉浦明平】
[1913〜2001]小説家・評論家。愛知の生まれ。東京帝大卒業後、ルネサンス文学研究に没頭。戦後は郷里の愛知県渥美(あつみ)町に住み、地方色豊かな文学活動を展開。「小説渡辺崋山」で毎日出版文化...
ほう‐じ【褒姒】
中国、周の幽王の后。褒の国の人が献じたところからの名。幽王はなかなか笑わない后を笑わせるために平時にたびたび烽火(のろし)を上げて諸侯を参集させた。のちに、申侯が犬戎(けんじゅう)とともに周を攻...
またよし‐なおき【又吉直樹】
[1980〜 ]タレント・小説家。大阪の生まれ。お笑いコンビ「ピース」として活動するかたわら執筆活動を行い、「火花」で芥川賞受賞。