アイオワ【Iowa】
米国中北部の州。州都デモイン。農業地帯で、東をミシシッピ川、西をミズーリ川が流れる。→アメリカ合衆国[補説]
アイガー‐ひょうが【アイガー氷河】
《Eigergletscher》スイス中南部、アルプスのベルナーオーバーラントの高峰、アイガーから流れる氷河。2007年、「スイス・アルプス ユングフラウ‐アレッチ」の名称で世界遺産(自然遺産)...
あいさい【愛西】
愛知県西端の市。市域のほとんどが海抜0メートル以下で、西部を木曽川・長良川が天井川として流れる。平成17年(2005)4月に佐屋町、立田村、八開(はちかい)村、佐織町が合併して成立。人口6.5万...
アイゼンメンジャー‐しょうこうぐん【アイゼンメンジャー症候群】
《Eisenmenger syndrome》心室中隔欠損などの疾患により肺高血圧症が亢進し、静脈血が動脈側に流れ込み、チアノーゼが現れる状態。左心房と右心房、左心室と右心室を隔てる壁に欠損孔があ...
アウグストゥス‐ばし【アウグストゥス橋】
《Augustusbrücke》ドイツ東部、ザクセン州の都市ドレスデンにある橋。市内を流れるエルベ川に架かり、旧市街と新市街を結ぶ。18世紀にザクセン選帝侯フリードリヒ=アウグスト1世が石造橋を...
沿岸
the coast沿岸の along the shore; coastal太平洋沿岸の都市cities on [along] the Pacific琵琶湖沿岸のホテルa hotel on Lak...
えんがんりゅう【沿岸流】
〔海岸に沿って流れるもの〕a littoral current;〔海岸に向かって流れるもの〕an inshore current
さらさら
1〔音〕風でさらさらと音を立てるrustle in the wind紙片が机からさらさらと落ちたThe pieces of paper fell off the desk with a rust...
質
〔質物〕a pawnギターを50ドルで質に入れるpawn a guitar for fifty dollarsあの絵画は質に入っているThat picture is in pawn [《俗》 h...
吸い込む
breathe in; inhale彼は新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだHe took [drew] a deep breath of fresh air.毒ガスを吸い込んで死んだHe die...
ながれる【流れる】
[意味] 液体がとどまったりせず、自然に低い方へ移っていく。また、その液体の移動に伴って物が移動していく。[英] to flow[使い方]〔流れる〕(ラ下一)▽額から汗がたらたら流れる▽雪解け水...
だくりゅう【濁流】
[共通する意味] ★川などの急な流れ。[英] a swift stream[使い方]〔急流〕▽釣り人が急流に押し流された〔奔流〕▽奔流岩をかむ〔激流〕▽激流に巻き込まれる〔濁流〕▽濁流にのまれる...
きゅうりゅう【急流】
[共通する意味] ★川などの急な流れ。[英] a swift stream[使い方]〔急流〕▽釣り人が急流に押し流された〔奔流〕▽奔流岩をかむ〔激流〕▽激流に巻き込まれる〔濁流〕▽濁流にのまれる...
ほんりゅう【奔流】
[共通する意味] ★川などの急な流れ。[英] a swift stream[使い方]〔急流〕▽釣り人が急流に押し流された〔奔流〕▽奔流岩をかむ〔激流〕▽激流に巻き込まれる〔濁流〕▽濁流にのまれる...
げきりゅう【激流】
[共通する意味] ★川などの急な流れ。[英] a swift stream[使い方]〔急流〕▽釣り人が急流に押し流された〔奔流〕▽奔流岩をかむ〔激流〕▽激流に巻き込まれる〔濁流〕▽濁流にのまれる...
こううんりゅうすい【行雲流水】
空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。▽「行雲」は空行く雲。「流水」は流れる水。諸国を修行してまわる禅僧のたとえにも用いられることがある。「流水行雲りゅうすいこううん」ともいう。
さんがきんたい【山河襟帯】
自然の要害の堅固なことのたとえ。山が襟えりのように取り囲み、川が帯のように巡り流れる意から。
さんこうすいちょう【山高水長】
山が高くそびえ、川が長く流れるさま。高潔な人の功績や徳望が崇高で、長く人に仰がれることの形容。また、人の品性が高大で高潔なことの形容に用いられることもある。▽「山高」は山がどっしり高くそびえる意で、功績や徳望の高さを人から仰がれるたとえ。「水長」は川の水が絶えることなく流れる意で、長く尽きることのないたとえ。「山やまのごとく高たかく水みずのごとく長ながし」と訓読する。
さんようすいたい【山容水態】
山や川の様子・姿。自然の美しい風景をいう。▽「容」「態」ともに、姿・様子の意。
ちしゃらくすい【知者楽水】
知恵のある賢い人は、水が流れるように才知を働かせ滞ることがないから、水を好んで楽しむということ。▽「知者」は知恵が豊かな人のこと。「知」は「智」とも書く。「知者ちしゃは水みずを楽たのしむ」と訓読する。
血液循環と血管の構造
血液循環を構成する2つのルート―。その1つは、心臓の左心室から大動脈に拍出された血液が、中動脈→小動脈→細動脈→微細動脈→毛細血管の順に進んで全身を流れ、微細静脈→細静脈→小静脈→中静脈→上大静脈・下大静脈へと合流を繰り返しながら右心房に戻ってくる「体循環」です。 体循環で血液がからだを一周する時間は、約20秒といわれています。このわずかな時間で、血液は左心室を出発し、からだ中を巡りながら必要な部位でガス交換、すなわち酸素を届け、不要な二酸化炭素を引き取って右心房に戻ってきます。 もう一方のルートは、右心房→右心室→肺動脈を経由して肺に入り、肺静脈を通って左心房に戻ってくる「肺循環」です。このコースは、右心房を出てから3~4秒という短時間で血液が心臓に戻ってきます。 肺循環では、体循環のルートを通って心臓に戻ってきた血液から、二酸化炭素や老廃物などを取り除いて、再度、酸素を多く含んだ新鮮な血液に再生するため、肺のなかでガス交換を行ったのち、心臓へと戻します。 肺循環を終えた血液は左心房、左心室を経由して大動脈から再び体循環のルートへと進みます。 血液は、常に体循環、肺循環を交互に繰り返して体内を循環しているのです。 血管は血液が流れるパイプラインであり、パイプの内側にあたる"内腔"と、パイプの外壁となる"血管壁"からできています。 動脈と静脈では構造的な差異が若干あり、まず動脈は内腔が狭く、内側から、薄い「内膜」、厚い「中膜」、「外膜」の3層の膜が重なる厚い血管壁に囲まれ、弾力性に富んだ構造になっています。 また、太い動脈と細い動脈では、それぞれ役割が異なります。大動脈のように太い動脈は、弾力性に富んで心臓からの強い血流を受け止めて、血流を和らげる役割を担います。俗に"弾性血管"と呼ばれています。 細い動脈は"抵抗血管"とも呼ばれ、心臓からの圧力に抵抗して血液量を調整しています。心臓から送られてきた血液を、どこにどれだけ流すのかを分配します。 一方、静脈は体循環から心臓に戻る血液のラインで、体内の二酸化炭素や老廃物を吸収した血液が流れています。動脈同様に3層の膜で血管壁を形成していますが、内膜、中膜ともに薄く、平滑筋や弾性線維も少ないため、血管壁の弾力が強くありません。 静脈を流れる血液は体内の約75%。血管の数も動脈より多く、太いため、逆流を防ぐために弁がついています。さらに手足の筋肉の動きを"血液の流れをサポートするポンプ"として利用し、ゆるやかなスピードで心臓に血液を戻します。 これら動脈と静脈の間には、直径1mmにも満たない(約1/100mm)毛細血管が無数にあり、両者間を網の目状に走っています。 毛細血管の血管壁は、動脈や静脈に比べて薄く、内皮細胞、基底膜、周皮細胞などからできています。平滑筋はありません。
コレステロールの循環
コレステロールは、細胞膜の構成成分となったり、ホルモンや胆汁酸の材料となるなど、からだにとって有益なはたらきをしています。しかし、血液中のコレステロールが増えると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞など重大な病気を招く可能性が高まります。 血液中の脂質は、リポたんぱく(コレステロールや中性脂肪を芯とし、その表面が水に溶けやすいリン脂質などで覆われたもの)として存在している。その一種であるLDLは、主にコレステロールを全身に運ぶ役割を担っている。 細胞に取り込まれたLDLのコレステロールは、小胞体でACAT(アシルCoAコレステロールアシルトランスフェラーゼ)という酵素の作用でコレステリルエステルに変換され、貯蔵される。また、遊離コレステロールに変換されてホルモン合成に利用される。 利用されないコレステロールはHDL(リポたんぱくの一種)に取り込まれて肝臓に運ばれる。また、HDLは血中LDLからもコレステリルエステルを受け取る。 全身の細胞から運ばれてきたLDLとHDLは、肝臓の細胞内に取り込まれ、リポたんぱくとして再利用される。 腸管で吸収された脂質はキロミクロン(リポたんぱくの一種)としてリンパ液・血液を流れるが、その後、肝臓の細胞に取り込まれ、リポたんぱくとして再利用。
胆のう・胆道のはたらき
胆のうは、脂肪の消化・吸収を助ける胆汁を濃縮して、一時的に蓄えておくための器官です。 胆のうは、右上腹部のやや右寄り、肝臓の下側に位置する袋状の器官です。長さ7~10㎝、幅2.5~4㎝、容積は30~50mlほどで、洋なしのような形をしています。 胆のうの下には十二指腸とすい臓があり、これらは胆のう管、総胆管、主すい管を通してつながっています。 胆汁は肝臓の肝細胞でつくられています。肝臓内には胆汁が流れる管がいくつもあり、その管が合流して、総肝管と呼ばれる太い管になります。 総肝管を流れてきた胆汁は、胆のう管を通って胆のうへ運ばれ、一時的に貯蔵されます。そして、十二指腸に脂肪分の多い食物が入ってくると、胆汁は胆のうから排出され、胆のう管、総胆管を流れ、十二指腸乳頭部から放出されます。 総胆管と十二指腸がつながるところには、「オッディ括約筋」と呼ばれる筋肉があります。 オッディ括約筋は、必要に応じて閉じたり、開いたりするようになっています。胆のうが収縮して胆汁を絞り出すタイミングに合わせて、オッディ括約筋がゆるみ、胆汁が放出されるしくみになっています。 このように胆汁が流れる経路全体を胆道といいます。