はいちゅう‐げんり【排中原理】
論理学で、思考の原理の一。相互に矛盾する二命題のうちのいずれかに真理があり、第3のものはありえないことをいう。「AはAでも非Aでもないものではない」または「AはBでも非Bでもないものではない」と...
愛(あい)は惜(お)しみなく与(あた)う
真の愛は、自分の持つすべてのものを相手に与えても惜しいものではない。
ろくぞう‐ろっぷ【六臓六腑】
東洋医学で、五臓六腑に心包を加えたもの。心包は心臓を包む膜で、心臓を保護し動かす働きをもつとされるが、実際に臓器として存在するものではない。 [補説]六臓は肝・心・脾(ひ)・肺・腎(じん)・心包...
コンセプト‐ウイルス【concept virus】
技術的な検証を目的として試験的に作成されたコンピューターウイルス。 [補説]本来、感染してもコンピューターに障害をもたらすものではないが、その感染経路や技術が応用され、悪意ある第三者によって危険...
サバイバーズ‐ギルト【survivor's guilt/survivor guilt】
《「生存者の罪悪感」の意。「サバイバーギルト」とも》戦争や虐殺、大災害などに遭いながらも生き残った人々が、犠牲者に対してもつ罪悪感。自分の命は他人の犠牲によるものではないか、自分にも助けられる人...
一致
1〔合致〕agreement;〔調和〕harmony ((with))一致する agree ((with a person about [on, upon] a thing; with a pe...
内輪
1〔内部〕内輪の結婚式a family [private] wedding葬式は内輪で行うつもりですWe will keep the funeral within the family circ...
果せる
まんまと逃げおおせるsucceed in escapingいつまでも隠しおおせるものではないWe can't conceal it forever.
掛かる
I1〔ぶら下がる〕hang壁に絵が掛かっているA picture is hanging on the wall.窓には赤いカーテンが掛かっていたRed curtains hung over th...
代わる
〔一時的または永久に〕take the place ((of));〔一時的に〕act as a substitute ((for))外遊中だれが彼に代わるのかWho will take his ...
わけではない
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
とはかぎらない【とは限らない】
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
てはいけない
[共通する意味] ★禁止を表わす。[使い方]〔てはいけない〕▽このままうちに帰ってはいけないですか▽こら、土足で入ってはいけない!〔てはならない〕▽もう二度と戦争など起こしてはなりません▽決して...
ものではない(ものでない)
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
わけにはいかない
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
ういてんぺん【有為転変】
この世のすべての存在や現象は、さまざまな原因や条件によって常に移り変わるものであり、少しの間もとどまっていないこと。また、この世が無常で、はかないものであるたとえ。▽もと仏教語。「有為」は因縁(原因や条件)によって生じたこの世の一切の現象。「ういてんべん」とも読み、また音が転じて「ういてんでん」と読む場合もある。
うむそうせい【有無相生】
有と無は、有があってこそ無があり、無があってこそ有があるという相対的な関係で存在すること。また、この世のものはすべて相対的な関係にあること。▽「相生」は互いに生じ合うこと。もとは、人間の価値観は要するに相対的なものであって絶対的なものではないのに、それを絶対的なものと錯覚して、万物を勝手に歪曲わいきょくして秩序立てている人間の愚かさと危うさを警告した『老子』の中の語。「有無うむ相生あいしょうず」と訓読する。
ちゅうげんぎゃくじ【忠言逆耳】
本気でする忠告とは、聞かされる方の耳にはあまり心地よいものではないが、後で必ずその人のためになるものだということ。
ついいんらくこん【墜茵落溷】
人には運不運というものがあり、この世での境遇なども、因果応報によるものではないということ。
てつじゅかいか【鉄樹開花】
いつまで待っても見込みがないたとえ。また、きわめてまれなことのたとえ。また、固定していて不変と思われていたものが、実は変わることのたとえ。▽仏教語。「鉄樹」は鉄でできた木。また、広西に産し、六十年に一度、丁卯ひのとうの年にだけ花が咲くという木のこと。ありえないこと、また、めったに来るものではないことからいう。「鉄樹てつじゅ花はなを開ひらく」と訓読する。