や【冶】
[常用漢字] [音]ヤ(呉)(漢) 1 金属や鉱石をとかしてある形につくる。「冶金/鍛冶(たんや)」 2 人格を練りあげる。「陶冶」 3 心をとろけさせる。なまめかしい。「艶冶(えんや)・遊冶郎...
や【夜】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]よ よる [学習漢字]2年 〈ヤ〉よる。「夜陰・夜間・夜勤・夜景・夜行(やこう・やぎょう)・夜食・夜半/暗夜・一夜・五夜・今夜・終夜(しゅうや)・初夜・除夜・深夜・...
や【耶】
[人名用漢字] [音]ヤ(呉)(漢) [訓]か や 1 疑問を示す助字。「有耶無耶(うやむや)」 2 父。「耶嬢」 [難読]耶蘇(やそ)・耶馬台国(やまたいこく)
や【野】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]の [学習漢字]2年 〈ヤ〉 1 のはら。「野営・野外/原野・広野・荒野・山野・戦野・田野・平野・牧野・緑野・林野」 2 自然のままの。「野趣・野獣・野生」 3 い...
や【揶】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]からかう からかう。はぐらかす。「揶揄(やゆ)」
や
〔感嘆〕や,しまったOh, no. Now I've done it!/Oh, damn it!や,あの人とうとうやって来たよAh! Here he comes at last!
や【家】
⇒いえ(家)この家の主人the master of this house/the head of this family
や【矢】
an arrow;〔投げ矢〕a dart矢を(弓に)つがえるfix an arrow to the bow矢を放つshoot an arrow ((at))矢は的に当たった[を外れた]The a...
や【×輻】
〔車輪の〕a spoke (of a wheel)
や【野】
1〔野原〕a field;〔平原〕a plain2〔民間〕野に下るleave government service井上氏は野にあって水野首相を助けることを約束したMr. Inoue promis...
や【矢】
[共通する意味] ★棒の端に鳥の羽とやじりをつけた、ものを射る武器。[使い方]〔弓〕▽弓を射る▽弓を引く(=反逆する)〔矢〕▽矢をつがえる▽光陰矢のごとし〔弓矢〕▽弓矢をとって戦場へ赴く▽弓矢の...
や【野】
[共通する意味] ★公職についていないこと。[英] without office[使い方]〔無官〕▽無位無官▽無官の大夫(たいふ)(=位階が五位で官職のない人)〔野〕▽野に下る▽人材を野に探す[...
や
[共通する意味] ★並立・列挙を表わす。[使い方]〔と〕▽文庫本と雑誌を買った▽君と僕と彼女と三人で山へ登ってみよう〔に〕▽私が嫌いなのは、ピーマンにセロリにニンジンです▽朝は、ご飯に味噌(みそ...
やいなや
[共通する意味] ★同時性を表わす。[使い方]〔やいなや〕▽彼女はデビューするやいなや、たちまちスターになった▽点数が表示されるやいなや場内から大きな喚声が上がった〔そばから〕▽種をまくそばから...
やいば【刃】
[共通する意味] ★鞘(さや)から抜いた刀。[英] a drawn sword[使い方]〔抜き身〕▽抜き身をひっさげて迫る▽刀の抜き身をつきつけておどす〔白刃〕▽白刃の下をくぐる(=危険なめにあ...
やうたいしょう【夜雨対牀】
兄弟関係や友人関係が良好で、仲むつまじいことのたとえ。夜、雨の音を聞きながら、兄弟が寝台を並べて仲よく眠るという意味から。▽「夜雨」は夜の雨のこと。夜に雨が降ること。「対牀」は寝台を連ねること。寝台を並べること。「牀」は寝台・ベッドのこと。「夜雨やう牀しょうに対たいす」と訓読する。「対牀夜雨たいしょうやう」ともいう。
やくせきむこう【薬石無功】
薬を飲んでも医者にかかっても病気が治らないこと。手当ての甲斐なく死んでしまうこと。
やくほうさんしょう【約法三章】
中国漢の高祖劉邦りゅうほうが作り、民衆に約束した三つの法律のこと。後に転じて、物事を行う際に、事前に決めておく簡単な約束事・規則のことをいう。また、簡単な法律の総称。▽「約法」は法律を約束すること。「三章」は劉邦の定めた三つの法律のこと。
やくろうちゅうのもの【薬籠中物】
いつも薬箱に入っていて、いつでも使える常備薬という意から、必要に応じて使うことのできる、身につけた知識や技術のこと。また、手なずけてあって、自分の言うことを忠実に聞く手下や部下のこと。
やしんまんまん【野心満満】
夢や野望など身分不相応な望みをあり余るほどもっていること。
ヤウス【Hans Robert Jauss】
[1921〜1997]ドイツの文学理論家。コンスタンツ学派の代表的理論家。文学作品において、読者の解釈を重視する「受容美学」を提唱。著「美的経験と文学的解釈学」「挑発としての文学史」など。
やえざき‐けんぎょう【八重崎検校】
[1776?〜1848]江戸後期の箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。京都で活躍。松浦・菊岡両検校や石川勾当(いしかわこうとう)の作曲した地歌に、三味線とは異なる旋律を箏で加えて合奏曲とするなど、...
やぎ‐じゅうきち【八木重吉】
[1898〜1927]詩人。東京の生まれ。敬虔(けいけん)なキリスト者として、詩壇の外にあって純化された詩を発表した。詩集「秋の瞳」「貧しき信徒」など。
やぎゅう‐じゅうべえ【柳生十兵衛】
[1607〜1650]江戸前期の剣術家。大和の人。宗矩(むねのり)の長男。名は三厳(みつよし)。徳川家光の信頼があつく、新陰流を究めた。諸国を多く巡歴したために、後世、さまざまな巷説(こうせつ)...
やぎゅう‐むねのり【柳生宗矩】
[1571〜1646]江戸初期の剣術家。大和の人。宗厳の五男。父とともに徳川家康に仕え、徳川秀忠に新陰流を伝授。徳川家光の信頼があつく、寛永9年(1632)総目付となり、諸大名の監視に当たった。