あがっ‐たり【上がったり】
[名・形動]《動詞「あがる」の連用形+完了の助動詞「たり」から》商売や仕事がふるわないで、どうにもしようがなくなること。また、そのさま。「こう不景気では商売も—だ」
あがの‐やき【上野焼】
豊前(ぶぜん)(福岡県)上野産の陶器。遠州七窯(えんしゅうなながま)の一。文禄の役・慶長の役のときに渡来した朝鮮の陶工尊楷(そんかい)(日本名、上野喜蔵)の創始。
あがり【上がり/揚がり】
[名] 1 位置・地位・値段などが高くなること。「物価の—が激しい」 2 売上高。収入額。または、収穫高。「家賃の—で暮らす」 3 でき上がること。できぐあい。仕上がり。「—がかんばしくない」...
あがり‐うま【上がり馬/騰馬】
前足を上げて跳ねる癖のある馬。暴れ馬。跳ね馬。駻馬(かんば)。「兼時は宮城(みやぎ)といふ高名の—にぞ乗りたりける」〈今昔・二三・二六〉
あがり‐おり【上がり下り】
上がることと下りること。上がったり下りたりすること。「階段の—」
あがったり【上がったり】
暖冬で商売は上がったりだ「We have had little business [Business has been slack] this winter because of the war...
あがり【上がり】
I〔上がること〕収入が物価の上がりに追いつかないMy income cannot keep up with the rise in prices.II1〔でき上がり,仕上がり〕色の上がりがよいT...
あがりおり【上がり下り】
彼は階段の上がり下りに苦労しているHe has difficulty (in) going up and down the stairs.何回もエレベーターで上がり下りしたWe went up ...
あがりかまち【上がり×框】
the agarikamachi; the piece of wood running along the front edge of the entranceway floor
あがりぐち【上がり口】
1〔入り口〕the entrance ((to))上がり口に立っていたHe was standing 「at the entrance [in the doorway].2〔階段の〕the fo...
あがる【上がる】
[共通する意味] ★低い方から高い方へ移る。段階・数値・程度などが高くなる。[英] to go up[使い方]〔上がる〕(ラ五)〔上る〕(ラ五)[使い分け]【1】「上がる」は、その前の状況と比較...
あげおろし【上げ下ろし】
[共通する意味] ★物を高い所に移動させたり、低い所に移動させたりすること。[英] raising and lowering[使い方]〔上げ下げ〕スル▽バーベルを上げ下げする▽頭を上げ下げする〔...
あげさげ【上げ下げ】
[共通する意味] ★物を高い所に移動させたり、低い所に移動させたりすること。[英] raising and lowering[使い方]〔上げ下げ〕スル▽バーベルを上げ下げする▽頭を上げ下げする〔...
あげる【上げる】
[意味] 低い方から高い方へ移す。[英] to raise⇔下げる[使い方]〔上げる〕(ガ下一)▽荷物を二階へ揚げる▽棟を上げる▽目を上げる▽値段を上げる▽凧(たこ)を揚げる[補足]◇(1)「揚...
うえ【上】
[共通する意味] ★何かとくらべて高い方の位置、場所。[英] the upper part[使い方]〔上〕(うえ)▽頭の上に荷物をのせて運ぶ▽頭の上を飛行機が飛ぶ▽ここから上は歩いては登れない▽...
しょうかいっしん【上下一心】
身分の上下を問わず、心を一つにすること。また、心を一つにして事に当たること。▽「上下しょうか心こころを一いつにす」と訓読する。「上下」は「じょうげ」とも読む。
しょうかてんこう【上下天光】
空と水とが一つになって、明るく輝くさま。▽「上下」は天地、空と水をいう。「天光」は空一面に輝く日の光。ここではそれが水面にも映り輝き、天にも地にも光が満ちあふれたさまをいう。「上下」は「じょうげ」とも読む。
じょういかたつ【上意下達】
上位の者の意志や命令を、下位の者に徹底させること。▽「上意」は上の者の意志や命令。「下達」は下々の者に通じさせること。「下達」は「げだつ」とも読む。
じょうえんかすい【上援下推】
上の者から引き立てられ、下の者から推挙されること。▽「援」は引っ張る、登用する。「推」はすすめる、推挙する意。
じょうぐぼだい【上求菩提】
菩薩ぼさつが、さらに高みを求め、悟りの境地へと向かうこと。仏教のことばで、菩薩のとるべき道とされる。
うえじま‐おにつら【上島鬼貫】
[1661〜1738]江戸中期の俳人。摂津国伊丹の人。名は宗邇(むねちか)。通称、与惣兵衛。別号、仏兄(さとえ)・槿花翁(きんかおう)など。伊丹派の中堅として活躍。俳論「独(ひとり)ごと」、句文...
うえはら‐ゆうさく【上原勇作】
[1856〜1933]元帥・陸軍大将。宮崎の生まれ。第二次西園寺(さいおんじ)内閣の陸軍大臣として、2個師団増設を強硬に要求して単独辞職、大正政変のきっかけをつくった。
かみさか‐ふゆこ【上坂冬子】
[1930〜2009]ノンフィクション作家。東京の生まれ。本名、丹羽ヨシコ。昭和34年(1959)勤務先での体験を「職場の群像」にまとめ発表。はじめ評論、のちに戦後史・昭和史に関するノンフィクシ...
かみつかさ‐しょうけん【上司小剣】
[1874〜1947]小説家。奈良の生まれ。本名は延貴(のぶたか)。作風は自然主義的傾向から、のちに社会主義的傾向に移った。作「鱧(はも)の皮」「U新聞年代記」など。
じょうぐう‐たいし【上宮太子】
聖徳太子の異称。