あがり‐ぜん【上がり膳】
人が食べおわって台所へ下げてきた膳。また、神仏へ供えた物を下げた膳。「不断行儀強く(=正シク)育つる故に、仮にも—に気を移さず」〈浮・禁短気・二〉
いし‐じつげん【意思実現】
契約申し込みに対して、承諾通知はせずに、承諾意思があると推断されるような行為を通じて意思表示をすること。推断行為。
かくしん‐クラブ【革新倶楽部】
大正11年(1922)犬養毅(いぬかいつよし)を中心に結成された政党。護憲三派内閣の与党として、普通選挙断行の推進力となった。治安維持法の賛否をめぐって分裂し、同14年、政友会に吸収されて解党。
こうぞう‐かいかく【構造改革】
1 独占資本主義体制を議会主義の枠内で段階的に変革することによって、根本的な社会改革を実現しようとする考え方。第二次大戦後にイタリア共産党のトリアッティが提起した政治理論。→構造改革論 2 社会...
ごけん‐うんどう【護憲運動】
大正期、当時の藩閥・官僚政府を打倒して政党内閣をつくろうとした政治運動。大正元年(1912)長州閥で陸軍の長老桂太郎が組閣したため、政党・新聞記者などが中心となって起こした第一次護憲運動と、大正...
断行
計画を断行するcarry out a plan (resolutely)
猶予
1〔ぐずぐずすること〕hesitation猶予する hesitate; delay猶予なく断行せよCarry it out without delay.一刻の猶予もできないThere is no...
ゆうよする【猶予する】
hesitate; delay猶予なく断行せよCarry it out without delay.一刻の猶予もできないThere is not a moment to lose.
screw one's courage to the sticking place
勇気を振り絞って断行する
sticking place
ねじのきく所;足場sticking placeの慣用句・イディオムscrew one's courage to the sticking place勇気を振り絞って断行する
けっこう【決行】
[共通する意味] ★どんなことがあっても行うこと。[英] to carry out[使い方]〔決行〕スル▽ストを決行する▽雨天決行〔敢行〕スル▽臓器移植を敢行する〔断行〕スル▽党内改革を断行する...
かんこう【敢行】
[共通する意味] ★どんなことがあっても行うこと。[英] to carry out[使い方]〔決行〕スル▽ストを決行する▽雨天決行〔敢行〕スル▽臓器移植を敢行する〔断行〕スル▽党内改革を断行する...
きょうこう【強行】
[共通する意味] ★どんなことがあっても行うこと。[英] to carry out[使い方]〔決行〕スル▽ストを決行する▽雨天決行〔敢行〕スル▽臓器移植を敢行する〔断行〕スル▽党内改革を断行する...
だんこう【断行】
[共通する意味] ★どんなことがあっても行うこと。[英] to carry out[使い方]〔決行〕スル▽ストを決行する▽雨天決行〔敢行〕スル▽臓器移植を敢行する〔断行〕スル▽党内改革を断行する...
じゅっこう【熟考】
[共通する意味] ★十分思いめぐらして、的確な判断をしようとすること。[英] consideration[使い方]〔熟考〕スル▽熟考するに値する問題だ▽熟考の末の結論▽熟考に熟考を重ねる〔熟慮〕...
ぎじむこう【疑事無功】
疑いながら、またためらいながら事を行うようでは、成果は期待できないということ。一度決めたことは決然として断行すべきであるという戒めの語。▽「疑事ぎじ功こう無なし」と訓読する。
けんにんかけつ【堅忍果決】
強い意志で堪え忍び、いったん決めると思い切って断行すること。また、そのような性質。▽「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強いこと。「果決」は思い切って事を行うこと。
さんしこうこう【三思後行】
物事を行うとき、熟慮したのち、初めて実行すること。三たび思い考えた後に行う意から。もとは、あまりに慎重になり過ぎると断行できず、また、別の迷いを生ずるのを戒める言葉であったが、今では一般に軽はずみな行いを戒める語として用いられる。▽「思」は思い考える、熟慮する意。一般に「三みたび思おもいて後のちに行おこなう」と訓読を用いる。
じゅくりょだんこう【熟慮断行】
十分に考えた上で、思い切って実行すること。▽「熟慮」は十分に考えをめぐらすこと。「断行」は思い切って行うこと。
いのうえ‐じゅんのすけ【井上準之助】
[1869〜1932]銀行家・政治家。大分の生まれ。横浜正金銀行頭取・日本銀行総裁・大蔵大臣などを歴任。昭和5年(1930)金解禁を断行。民政党の筆頭総務として選挙戦中、血盟団団員に暗殺された。
いのせ‐なおき【猪瀬直樹】
[1946〜 ]ノンフィクション作家。長野の生まれ。政府税制調査会・行政改革断行評議会・道路関係四公団民営化推進委員会などの委員を歴任。平成19年(2007)東京都副知事に就任、平成24年(20...
かつら‐たろう【桂太郎】
[1848〜1913]軍人・政治家。陸軍大将。長州藩出身。陸軍にドイツ式兵制を取り入れ、陸相などを歴任。三度首相となり、日英同盟・日露戦争・韓国併合を断行。大逆事件を初め、社会運動を弾圧した。
ガザン‐ハン【Ghāzān Khan】
[1271〜1304]イル‐ハン国第7代の英主。中央集権的諸改革を断行し、イスラム教に改宗してイラン人との融和を図った。学問・芸術を奨励した博学・多才の帝王としても有名。
こうしょ‐てい【光緒帝】
[1871〜1908]中国、清朝第11代皇帝。在位1875〜1908。名は載湉(さいてん)。廟号(びょうごう)は徳宗。西太后に擁立されて4歳で即位。実権は、長く西太后に握られた。日清戦争後の18...